ジョン・ロックの名言 John Locke

ジョン・ロック(John Locke)Wikipediaより

言われるままに信じるだけの知識は、ただの切れ端に過ぎない。
切れ端としては立派でも、それを集める人の知識の蓄えを少しも増しはしない。

ジョン・ロック John Locke

イギリスの哲学者 イギリス経験論の父 1632〜1704
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


知識や情報は、ただ持っているだけではあまり価値や意味はないでしょう。
その知識や情報を誰かの幸せのために活用できてこそ、本来の意味と価値を持つことになります。

自分自身で活用でき、身につけられて、その効果や再現性などを検証し、そこからさらに誰かの幸せに役立てられるところまで修得できてこそ、本来の学びを得た、知識を得たということになるでしょう。

現代の人間社会は知識や情報へのアクセスが容易になっているだけに、種々雑多の真贋混濁した情報で溢れ返っています。

そういう情報が多くなるほどに、悪意を持った情報操作もしやすい状況になってきますから、個々の情報選別能力や獲得能力が未熟であれば、テレビやラジオで洗脳的に一方的に情報を流して、知識などを固定化していた時代の状況となんら変わらない状態になっていると言えるでしょう。

情報の真偽は、自然に照らしてみると基本的に選別できるでしょう。
この判断基準、尺度がしっかりしていないと情報に振り回され踊らされることになってしまいます。

自然の原理、摂理、そして本質から感じてみると大抵のものの真偽は見極められるでしょう。

また真の知識、情報などにも、さらに深い領域があることを理解しておくことも大切なことですね。

能力の進化に極みがないように、夢の実現に終わりがないように、ひとつの情報、知識の持つ意味を示す領域から、さらに深く、高い領域に到達できる情報が真の情報、知識であれば必ずあるということです。

そして得た知識や情報のレベルで、誰かの幸せの実現のために活用しようとすれば、そのさらに深い領域を自ら体得していかないと、その情報を活用して幸せの実現をしていくことはできません。

物などを考えてみてもわかりますが、使うこともなく単にいつか使うこともあるだろうと置いておくだけでは、まず使う場面が来ることはなく、その置いているスペースを浪費するだけになってしまうことが多いですが、情報なども、いつか役立つだろうと単に情報だけをストックしていても、それを特に思考領域の記憶として残しておこうとすると、物がスペースを浪費するのと同じように、狭い思考領域のスペースを浪費してしまってストレスの要因にもなっていきます。

そういう類いの情報は、物であればストックできるスペースは限られていますから捨ててしまうしかなくなるのですが、情報や知識は、その真偽も含めて潜在領域がしっかりとキャッチして、無限と言えるスペースにストックしてくれていて、必要な時には必要な状態にして取り出せるようにしてくれますので思考領域からはどんどん手放していくことです。

情報や知識なども、脳の使い方が進化していくと、その扱い方も変えていけるものでしょう。

今の人間界の情報や知識、教育では、脳の本来の使い方を充分にできる状況ではありません。
本来の使い方を、何らかのきっかけで体得できた人たちを天才などと呼んで特別視していると考えてもいいでしょう。

簡単な脳の本来の使い方を体得していけば、誰もが天才と呼ばれた人たちのように本来の能力を発揮できるようになります。

今までに天才と呼ばれた人たちの能力の発揮レベルが、平均値になるような状況も決して難しいことではないでしょう。

その入り口は、知識や情報を閃きなどを介して潜在領域から引き出していけるようになることですね。

この方法は折に触れて話していますが、決して難しいことではなく、誰にでもいつからでもすぐに実践していけるものです。

すでに多くの人たちと一緒に、その効果も実践、実証しています。

知識の修得、情報処理などが本当に容易に、膨大な量にも振り回されることなく修得、処理していけるようになります。

ぜひ、あなたの無限の可能性のある才能、能力には、本来の脳の使い方からその可能性を見出してあげてください。

(浜本 哲治)

ジョン・ロックの署名 Wikipediaより
ジョン・ロックの署名 Wikipediaより

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