ジョージ・ゴードン・バイロンの名言 George Gordon Byron

ジョージ・ゴードン・バイロン(George Gordon Byron)Wikipediaより

道なき森には楽しみがある。
さびしい海辺には歓喜がある。
何人にも煩わされぬ深い海のほとりには慰めがある。
そして、ごうごうと鳴る波には音楽がある。
人を愛さぬわけではないが、私は人より自然を愛する

ジョージ・ゴードン・バイロン George Gordon Byron

イギリスの詩人 1788〜1824
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


この詩は、アルフレッド・ノーベルさんが生涯愛唱したと言われているものです。

人間は自然界の一員ですから、自然から最も恩恵を受け、自然に沿うことで最大の能力が引き出されるようになっています。

その自然界の真理は非常にシンプルなものですが、奥深くどこまでも果てしなく追求していけるものです。

能力が最大に引き出されるのと同様に、自然の摂理に沿った上でこそ、人間関係にも不自然なストレスのない良好な繋がりを築いていけるものです。

人間はまず何よりも自然を知ることがいちばん大切なことになるでしょう。

人間関係も、夢の実現も、能力の開発も思うように上手くいかないケースは、多くのケースで自然に沿えていないことがその根源になっているでしょう。

また自然の植物たちから学べるもののレベルも、基本的なものから、人間から学べるものを遥かに超えたハイレベルなものまで、必要なことは全て実践をともなった状態で学び取ることができます。

生を支えてくれていること、そして生きていくことはもちろんのこと、全ての現象や能力の引き出しや進化にも深く関与しているのは、どんな人間より自然の方が深く関わっていますから、学ぶことも、関わることも明らかに優先順位は自然を上にしていくことが大切です。

ただ特に現代の人間界は、自然より人間同士の関係を重要視しているでしょう。

自然がわからずにチグハグなままに人間関係を築こうとしても、あまり上手くいくこともないでしょうし、大きな不自然なストレスが溜まるばかりでしょう。

その結果が今の人間界の状態だと言っても良いでしょう。

自然を知り、自然に沿うことで、あっという間に解決してしまう問題は本当に多いです。

自然環境の破壊の問題はその最たるものですが、人間の健康の問題も、争いの問題も、飢えなどの問題も、ただただ自然から、自然界のルールから外れていることが原因になっているだけです。

日々たくさん感じている、心身の健康を損なってしまうような不自然なストレスを、環境や降り懸かってくる現象はそのままに大半が雲散霧消するとしたらどうでしょう。

それが自然に沿うことだけで簡単に実現します。
行動だけではなく、思考や思考習慣を自然に沿わせることで、心が感じるストレスはどんな状況の中でも驚くほどに減少していきます。

自然を知らないことは本当に人生の多くの時間をもったいない時間にしてしまいます。

命を削る時間は全て人生を愉しむために使えます。

かけ声だけで、毎日を楽しみましょう!人生を愉しみましょう!と言っていても、思考で無理矢理納得させるのが関の山でしょう。

心底愉しいだけの毎日していくことは、自然界では自然に沿っていけば充分に可能なことです。

人間関係ももちろん大切ですが、それを良好にするベースも自然に沿うことにあります。

まずは自然を知ること。
そして何かに行き詰まったら自然に立ち返ること。
自然に沿った方向に研ぎ澄ます能力にも、夢の実現にも限界はありません。

どうぞ私たちは人間界の一員である前に自然界の一員であること、そして人間界のルールより自然界のルールの方が、最終的には必ず厳格に適用されることを心得てください。

これまでに紹介したジョージ・ゴードン・バイロンさんの名言です。

(浜本 哲治)

LINEで送る