ヒュー・デビッド・ポリツァーの名言 Hugh David Politzer

ヒュー・デビッド・ポリツァー(Hugh David Politzer)Amazonより

物理は言ってみれば不可能なことをするようなものです。
ある人がパっとやってきて、サラッと問題を解いてしまうんですね。
誰しも論理を超越したような思考の方法をもっていて、それがそういうことを生む。
本当に新しいものがでてくるのもこういうところからです。
物理のおもしろさもそこにある。

ヒュー・デビッド・ポリツァー Hugh David Politzer

米国の理論物理学者 ノーベル物理学賞受賞 1949〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


この言葉は南部 洋一郎さんとの対談の中での言葉ですが、南部 洋一郎さんはこのようにおっしゃっています。

正面切って問題を解こうとするとなかなか進展しないものですよね。
もっとゆったりした気分で、ちょっと好奇心で自分にきいてみる。
「もしこれをしたらどうなるだろうか」って。
すると、ときたま突然に、その何かがやってくる。


それぞれの言葉が、脳の使い方という観点から非常に興味深いですね。

知識や論理を超えたところに創造はあります。
思考の中で知識や経験、解明されていることをこねくり回しても、なかなか創造も現状をブレイクスルーする発想も生まれては来ません。

また学ぶことや発想に限らず、あらゆる日常のこと、あらゆる才能、能力の開発、夢へのチャレンジに言えることでしょう。

夢へのチャレンジ、実現なども今は不可能に思われていることにチャレンジして実現していくからこそ面白く、やりがいがあるものです。

明らかにできるとわかっていることに単に時間をかけるだけでは、実は脳は不自然なストレスを溜め込んでしまいます。

脳は進化することに歓びを感じるものです。

そして本来の歓びを感じてこそ、その能力をさらに発揮して、歓びの連鎖を起こそうとしていきます。

その進化は劇的な大きな進化である必要はありません。
目に見えないほどの小さな僅かな進化でも、進化に向かえる本質へのチャレンジができている実感でもいいでしょう。

進化の方向に向かえていることに人間の脳は歓びを感じるものです。

この進化、本質に向かうこと、進んで行くことは、やはり思考領域だけでは難しく、思感、潜在領域を活用していくことがポイントになります。

特別な人の特別な能力のように考えられてきた潜在能力を引き出すことは、決して特別なこと、ものではありません。

誰にでも備わっているもので、特別なトレーニングなどをする必要もなく、いつでも簡単に引き出していけるものです。

それは例えばPCでも様々な機器でもいいのですが、あらかじめ備わっている素晴らしい機能を、単に使い方を知らなかったり、その機能の存在を知らない、気づかないだけで使ってないだけのようなものです。

存在を知り使い方さえわかれば誰にでも使える、そんな機器の機能と同じようなものです。

その潜在能力の引き出し方は折に振れて話していますが、ぜひその存在を知り、気づき、すぐにでも活用に取りかかってください。

PCや機器などの機能と同じく、最初はぎこちなかったり上手に使えなかったりしますが、繰り返しチャレンジしていくことで、素晴らしい機能を当たり前に使えるようになるように、潜在領域の活用も慣れていくことです。

潜在領域を活用できるようになると、やはり機器などと同様に、あなたのポテンシャルを今まで以上に引き出せることになりますし、可能性が、例えば機器などでは時間の経過は劣化することであったり、人間では加齢による衰えを感じることで、小さく狭くなるように捉えられていることですが、時間の経過とともに可能性がどんどん広がっていくことも感じられることになるでしょう。

潜在領域に秘められている能力と可能性は、人生の全ての時間を注ぎ込んだとしても使い切れないどころか、その僅かな部分にしか触れられないくらいに、そこに、あなたの中に存在しています。

ぜひすぐにでも活用に取りかかって、尽きることのないポテンシャルをどんどん引き出していってください。

(浜本 哲治)

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