トール・ヘイエルダールの名言 Thor Heyerdahl

トール・ヘイエルダール(Thor Heyerdahl)Wikipediaより

自分にとっては準備段階が仕事、
一歩海に出れば、それはバケーションなんだ。
私はバケーションを取りたいから探検をやるんだ。

トール・ヘイエルダール Thor Heyerdahl

ノルウェーの人類学者 海洋生物学者 探検家 1914〜2002
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


能力を最大に引き出していくためにも、日々満足感、充実感、幸せを感じていくためにも、追求していることはライフワークにしていくことですね。

これができずに大きなストレスを抱えている人も多く、結果として本来ひとつの道しか歩けないはずが、パラレルワールドを自ら創ってしまって、双方が結局中途半端になってしまって、人生の最大の醍醐味を味わえずにいるケースは多いでしょう。

人間界の大きな不自然さはここにもあるでしょう。

多くの場合、単に人間界のシステムを維持するための手段を得ることを目指して仕事をするという発想、形態になっています。

これがあるので、目指す夢などが手段や結果になってしまって、本来自然界で目指すべきものになかなかできないのも仕方のないことなのかもしれません。

パラレルロード、ワールドを、ぜひひとつの世界、一本道にしていってください。

今がどういう状況であっても、何をしていても瞬時に一本道にしていくことはできます。

やっていることは仕事も遊びも全て手段と捉えて、どんな人生を創るための手段なのかをイメージしてみることです。

仕事を、俗に言われる仕事としてしか捉えられていないケースは、やはり本来の夢であったり目指しているものが明確になっていなかったり、本来手段である仕事で、これまた手段であるものを得ることを目指しているという状態になっていることが多いです。

手段はあくまでも手段です。
人生を賭けて何を成そうとしているのか。
これを感じ考えていくことが大切でしょう。

もっと言えば、今の人間社会は手段を中心に考えるようにもなっています。

それが手段への囚われを生んでいますが、本来目指すべき夢である、誰に、どれほどの人に幸せを届けるか。というものが明確になっていれば、ひとつの手段に囚われ過ぎることはありません。

もちろんどんな手段を選んでいくにしても、究極を目指す思いとエネルギーを注ぎ込んでいかないと、夢の実現も結果の享受も思うようには成就していきません。

ぜひ仕事と遊びを一致させること、仕事も遊びもひとつの夢への手段にすることを、あなたの中で創り上げてください。

ひとつの到達点に向けて全てが集約される。
このイメージができた瞬間に、昨日と同じやることが全く違うものに見えてきますよ。

そしてどうぞ手段と夢を取り違えないようにしてください。

(浜本 哲治)

筏(いかだ)船のコンティキ号 Wikipediaより
筏(いかだ)船のコンティキ号 Wikipediaより

LINEで送る