クリストファー・コロンブスの名言 Christopher Columbus

クリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)Wikipediaより

創造は難しく、模倣は優しい。

クリストファー・コロンブス Christopher Columbus

イタリア探検家 航海者 1451〜1506
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


創造することは確かに難しいことですが、これほど愉しいことはないでしょう。

また難しいと言っても、所詮人間は自然界の中では全く新たなものを造りだすことはできません。

ただ自然界の中にあるものの組み合わせを見つけることが、人間のできる創造です。

それはコロンブスの卵よろしく、誰かが実現した後から考えてみれば、たわいもない組み合わせと思えるようなことが大半でしょう。

しかし最初にその組み合わせを見つけだせることが、人間には自然界での創造はそれしかありませんから、素晴らしい偉大なことになります。

これを後々にくだらないことだと考えてしまうことが、創造力を発揮するには大きな障害になるでしょう。

誰かが創造したことを模倣することは、創造することに比べると遥かに簡単なことですが、模倣の場合、どちらかといえば表面的なことを形だけ模倣することが多く、その本質まで理解できていないと、模倣すること自体もできていなかったりします。

そして模倣から入っても、独自の創造の領域まで洗練させることができれば素晴らしいことなのですが、やはり本質を捉えていないと、単にオリジナルの亜流であったりすることになります。

創造の種子は日常に溢れています。
それをどれだけ感じ取って実践していけるかでしょう。

またあなたの潜在領域では、創造の組み合わせをたくさん持っています。

それが閃きとともに引き出されてきます。

閃きで現れても、思考では理解できないこと、思考では陳腐に映ってしまうことなどもありますが、思考で理解できないことは記録を残しておくことですね。
時間が経つことで思考が思感に追いついてきて、理解できるようになることもあります。

思考では大したことではないと理解してしまうことは、よくよくその本質を感じてみることですね。
そこに今までに気づいていなかった創造の種子が潜んでいることが多いです。

小さな創造が重なって、大きな創造になってくることもあります。

いずれにしても難しそうで簡単で、簡単そうで難しいのが創造でしょう。

ただあまり難しく考えないことです。
創造と言っても、結果的には卵を割って立てるようなものです。

創造はあまり思考領域からは出てきませんし、思考で見つけだすことを考えると、とても難しいと感じることになってしまいます。

創造である組み合わせを見つけ感じ取るのは、思感、潜在領域です。

思考では夢に一心に意識、気持ちを向けることを考えて、後はあなたの素晴らしい潜在能力に委ねてください。

どうぞ閃きを自在に引き出す方法を体得して駆使して、創造の種子を引き出していってください。

(浜本 哲治)

コロンブスの航路 Wikipediaより
コロンブスの航路 Wikipediaより

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