アルフォンス・ド・ラマルティーヌの名言 Alphonse de Lamartine

アルフォンス・ド・ラマルティーヌ(Alphonse de Lamartine)Wikipediaより

友愛は祖国を持たない。

アルフォンス・ド・ラマルティーヌ Alphonse de Lamartine

フランスの詩人 著作家 政治家 1790〜1869
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人間界は、どうしてこうも自分のためのことばかりを主張してしまうのでしょう。
まるで何かに取り憑かれたようにさえ感じてしまいます。

人間も含めて自然界の存在は、その根源は同じところにあります。
すべての存在は繋がっています。
感情で好き嫌いはあっても、そんなことにも関係なく繋がっています。

これは人間をすべての物質なども含めて、ミクロに単純に思考で考えていってもわかることでしょう。

どんな存在も小さく分解していったらどこにたどり着くか。
例えば、ひとつの物質を半分、半分とどんどん小さくしていくと、必ず人間の科学で認識できている領域を超えてきます。

それでも元々あったものが無になることはありません。
そこに存在するけど、人間には検知できない存在が確実にあることは、誰にでもわかることでしょう。

それをさらに細かくしていって、どこまで小さくしていっても無くなることのない存在として あります。

それらをそれぞれの分野で呼び方などは違いますが、私はエネルギーと呼んでいますが、物質も意識もすべてはエネルギーの存在で、同じところから様々に分岐して発生しています。

ひとつのエネルギーの塊の中で、それぞれが存在しているだけです。

そんな自然界、人間界なのですから、ここからこっちが自分のものだの、自分と考え方が違う人や存在は排除するだの、そんなことは自分自身を排除したり、分けてしまっているのと同じことです。

そろそろ人間も、今までの次元の発想から少し進化していくべきでしょう。

人間界全体の進化は、個々の進化があってこそ実現するものです。
全体が動いてから追従する個はあっても、その全体が動くのは、まさに2割の個の変化によるものです。

人間同士でいがみ合い傷つけあっているだけで、人間がやっていることは自己中心的な発想の社会ですから、自然界のバランスが突然崩れかねない状況まで、人間は気づかないふりをしてきています。

温暖化、寒冷化など、どちらにしてもいったんわずかなバランスが崩れてしまったら、人間は為す術もなくなります。

人間同士でいさかいをしている場合ではありません。

どうぞあなたの才能には、自然界の根源を知り、感じながら磨き込んでいく方向を見極めてください。

自分以外の人は、自分でさえ自分のことがよくわかっていないのが人間です。
無限の可能性のある才能、能力でさえ理解できていない人が、大多数の中で自分以外の人のことがわからなかったり、自分とは違う価値観などを持っているのはごくごく当たり前のことです。

自然界の法則の中で、そういう存在同士がどうすれば共生できるのか。
非常にシンプルで簡単なことです。

そんなことで進化を遅らせていては、人間界の未来に希望を持ったり、未来の子どもたちに遺せる人間界になっていきません。

友情、愛情には国境はありません。
みんなひとつであることを、ぜひ自然界の常識、当たり前として実感して、実践していってください。

(浜本 哲治)

アルフォンス・ド・ラマルティーヌの署名 Wikipediaより
アルフォンス・ド・ラマルティーヌの署名 Wikipediaより

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