長谷川 かな女の名言 Kanajo Hasegawa

長谷川かな女(Kanajo Hasegawa)Wikipediaより

人の小智など知れたもので、自然の懐に捨て身で飛び込まなければ真は得られない。

長谷川 かな女 Kanajo Hasegawa

俳人 1887〜1969
Wikipedia


この名言のある全文です。

厳しさがわたくしに不足しているのと句想が古いのは
自分に解っているが生来の意気地なしで強い句が詠めない。
旅に出られなくなったのも句を小さくする理由といえば言えない事もない。
人の小智など知れたもので、自然の懐に捨て身で飛び込まなければ真は得られない。


人間の思考領域のキャパシティは本当に小さなものです。

この狭い領域を使うことに偏った状態が、人間界では長く続いていますが、ここは進化のために超えていくべきところですね。

潜在領域を活性化して、そこにある情報や能力を引き出していくのに最も効果的なことが、自然に抱かれることです。

自然を感じてください。
宇宙を感じてみるのもいいでしょう。

人間には、どこまで広がっているのかは想像できないほど大きな世界が目の前には広がっています。

人間の限界がどこにあるのかも、人間は誰も知り得ていません。

人間の可能性も宇宙の広がりと同じです。
確かに言えることは、今は確かめようがないほど大きく広い世界が無限に広がっているというです。

その無限を、人生の制限時間内にどれだけ引き出せるかが人生の愉しみです。

人間は自然から離れすぎて、大きなストレスを溜め込むようになっていますが。

これは、人間の中の無限が、狭い思考領域の集まりのような人間界に閉じ込められていることに疲弊しているとも考えられるでしょう。

無限のスケールの大きさがあるものを、無理やり型の中に押し込めようとしたら、これはどこかで爆発してしまいますね。

現代の人間社会はそういう状況でしょう。

これではせっかくのあなたの無限も使いようがありません。

無限を生かすには、無限を感じられる自然、人、場所に接し、身を置くことです。

あなたの才能、能力が枠にはめられる窮屈さを感じたら、それはその場所を超えていくことが望まれている状況です。

人、場所を変えるもよし、それを包み込むもよしです。

いずれにしても、あなたの素晴らしい無限を閉じ込めないことです。

無限は可能性を信じ閉じこめなければ、どこまでも進化していけます。

(浜本 哲治)

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