沢村 栄治の名言 Eiji Sawamura

沢村 栄治(Eiji Sawamura)Wikipediaより

どんな球でも一投、これすべて創造だと思います。
この球は自分にとってはじめて投げる球だと思うと、なんともいえぬ感動が胸にこみ上げ投球に熱がはいりました。

沢村 栄治 Eiji Sawamura

プロ野球選手(投手)1917〜1944
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


ひとつひとつを創造するつもりで心を込めていくことは、何をするにしても大切なことですね。

慣れてくると人間は習慣にしてしまいがちですが、思考で考えている段階から習慣や延髄の反応でできるようになることは大切なことなのですが、多くの場合そこで終わっています。

そこから思感で感じる段階に移行していくことがさらに大切なことになります。

習慣と思感は違います。
もちろん延髄の反応と思感も明らかに違います。

反応の速さは延髄の反応のようでもありますが、潜在領域の反応は決められた同じような反応ではなく、その局面に合った最適な反応を引き出してきます。

ここが創造的である所以ですね。

思考では反応ももちろん遅いですし、その少なすぎる情報量では創造には向きません。

また思感の反応は常に新鮮で、例えばこの言葉のようにどの一投もはじめて投げるような新鮮な感覚を持つことができます。

この新鮮さが脳には最高の刺激で、進化をもっとも喜ぶ脳のさらに深い能力を引き出せるきっかけにもなります。

どうぞあなたのチャレンジのひとつひとつに新鮮さを感じているかどうかを感じてみてください。

ここで脳のどの領域を使っているかがわかるでしょう。

そして毎回ほんの僅かずつであっても、創造的な新たな領域に入っている感覚を持てるチャレンジを引き出してください。

大きく変化させる必要はありません。
他の誰にわからなくても、あなた自身がしっかりと感じ取れていれば大丈夫です。

その小さな進化が積み重なった大きな進化はどんどん加速していきます。

自然界の本来のチャレンジは退屈なんてしていられませんよ。
無限をどこまで掘り起こせるかですからね。

ぜひどこまでもあなたの素晴らしい可能性を掘り起こしてください。

(浜本 哲治)

京都学園高等学校敷地内に建立されている沢村の像の碑文 Wikipediaより
京都学園高等学校敷地内に建立されている
沢村の像の碑文 Wikipediaより

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