浅野 総一郎の名言 Souichiro Asano

浅野 総一郎(Souichiro Asano)Wikipediaより

私は楽天主義者であり、失望落胆したことがない。

浅野 総一郎 Souichiro Asano

浅野財閥創業者 セメント王 1848〜1930
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


「九転十起」の人と言われた浅野さんの言葉ですね。

楽天家でも、悲観家でも、そのこと自体はあまり大した問題ではありません。

いずれの場合も、その遭遇した現象自体に囚われず、いかに早々に次に目を向けられるかです。

結果はなるようにしかなりません。
その原因、要因はすべて自分が放出したエネルギーで決まってくるだけです。

結果に囚われても意味はありません。

原因や結果の真意を探ることも面白いことですが、自然界の無限の可能性の中から、それを特定していくことは至難の業でしょう。

その真意、原因などは、めまぐるしい環境の変化などに絶妙に順応して生かすことを実現している脳が的確に捉えています。

ただその捉えているものを思考領域にフィードバックされていないか、思考で理解できていないだけのことですが、潜在脳でキャッチしていることは、目指すものが明確になっていさえいれば、必要に応じて引き出されることになります。

大切なことは、目指す一点に向けてアクションを起こし続けていくことです。

この一点に向けたアクション、チャレンジこそが、潜在脳がキャッチしている本質や真意を、また潜在能力を引き出していく環境を整えることです。

自然界でのチャレンジは、どんなに完璧なチャレンジをしたとしても8割は上手くいかないものです。
ただ2割は上手くいくものですから、上手くいく実数を増やしていくには上手くいかない実数もどんどん増やしていくことです。

もちろんチャレンジのクオリティを高めていくことも大切なことですが、これにしても本番を通すことでしか真のクオリティは高まっていきません。

誰よりも多く成功の体験を手にしている人は、誰よりも多く上手くいかない体験をしている人です。

どうぞこの自然界の真理を把握して、立ち止まることなく果敢にチャレンジし続けてください。

これまでに紹介した浅野 総一郎さんの名言です。

(浜本 哲治)

1909年に東京三田に新築された自邸「紫雲閣」。戦災で焼失するまで、家族の住居のほか、外国賓客の迎賓館として使われた。Wikipediaより
1909年に東京三田に新築された自邸「紫雲閣」。
戦災で焼失するまで、家族の住居のほか、外国賓客の迎賓館として使われた。Wikipediaより

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