ルキウス・アンナエウス・セネカの名言 Lucius Annaeus Seneca
運命は、志のある者を導き、志の無い者を引きずっていく。
ルキウス・アンナエウス・セネカ Lucius Annaeus Seneca
ローマ帝国の政治家 哲学者 詩人 紀元前1頃〜65
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
人間はそれぞれに違った人生を歩みます。
誰一人として同じ人生はありませんね。
誰かになろうとしてもなれません。
そしてこの世に生を受けた限り、必ずその生の意味があって役割があります。
その人にしか出来ない天命があるのでしょう。
その天命を感じられていれば、天命と思い描く夢とが一致していれば、運命によってそこにどんどん導かれていきます。
毎日起こるいろんな出来事の意味が見えてきます。
例えば行く先と到着時間が分かっていれば、その場所に時間内に到着するように準備と行動を開始しますね。
どうしてもそこに到着したいと決意していれば、仮に途中で何が起こってもそこに辿り着く方法は考えられます。
これが行く先も時間も決まっていなければ、また決意も出来ていなければ、準備もしなければ行動を開始しないかもしれませんね。
または途中で起こることに右往左往して、対処の仕方もわからずに立ち往生になるかもしれません。
天命と目指す場所が一致していれば、タイミング良く全ての信号が青になったり、乗り継ぎがスムーズにいったりということが起こってきます。
また危険を避けるかのように、一見障害のように見える出来事で足止めをされたりもします。
すべてが目指す場所に時間内に辿り着くために起こっていることです。
これが運命ですね。
天命と目的地が違っていると、向かおうとしている方向には上手く進めません。
起こることはすべて天命に向かわせようとして起こることですから、違う場所にはどう頑張っても辿り着けないのです。
目的地も持っていなければ、目の前で起こることに悩み、迷い、ストレスを抱えて、まさに運命に引きずられてしまいますね。
あなたは今どの状態で、どこにいるのでしょう?
天命は心が必ず感じています。
または毎日あなたに起こることが暗示しています。
夢や志が天命に沿ったものになると、ビックリするくらいに運命を味方につけることが出来ます。
毎日に、起こることすべてに、嘘のようにストレスを感じなくなります。
今もし自分の納得できる人生になっていないのだとしたら、もう一度あなたの心を感じてみるといいでしょう。
人生は本当に深くて面白いものですね。
ルキウス・アンナエウス・セネカさんのこんな名言もありました。
問題になるは、量あらずして質なり。
ルキウス・アンナエウス・セネカの名言
汝がいっさいを屈服させんと欲せば、汝自身を理性に屈服せしめよ。
ルキウス・アンナエウス・セネカの名言
自立への大いなる一歩は満足なる胃にあり。
ルキウス・アンナエウス・セネカの名言
いかに多くの人々が汝より前進しているかを見るよりも、 いかに多くの人が汝より遅れているかを考えよ。
ルキウス・アンナエウス・セネカの名言
生きることの最大の障害は希望を持つということであるが、それは明日に依存して今日を失うということである。
ルキウス・アンナエウス・セネカの名言
これまでに紹介したのルキウス・アンナエウス・セネカさんの名言です。
(浜本 哲治)
セネカ(右)とネロ(コルドバ)Wikipediaより