井上 雄彦の名言 Takehiko Inoue

井上 雄彦(Takehiko Inoue)Amazonより

臆病を超えて前へ出ていく勇気、それが『強さ』。
強さは臆病とは相反しない。

井上 雄彦 Takehiko Inoue

漫画家 1967〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


前に進んでいく推進力は、全てを受け入れることから生まれてきます。

人間も含め自然界の全ての存在は、身を守るための本能で必ず恐怖を感じるようになっています。

これは人間だけではなく、動物も植物も同じですね。

どんなに強そうに見える存在でも、内心では必ず怖れを感じています。
それが自然なことです。

ただ植物たちとの大きな違いは、その恐怖心が可能性を狭めてしまうところに及んでいるかどうかでしょう。

人間の場合、上手くいかないこと、行く手を阻まれるようなこと、叩かれるようなことに遭遇するとすぐに多くの可能性まで放棄してしまう傾向にあります。

これは本当にもったいないことです。

無限の可能性のある自然界では、ひとつの上手くいかなかった現象は、その一点を起点にさらに多くの可能性が見えてくるだけで、決して可能性が狭められることはありません。

自分以外のどんな存在も、生きていくために、また夢の実現のために密接に関わりがあったとしても、人生を生きることは決して誰にも代わってはもらえません。

また自分で思うほど、それぞれの存在は自分の人生がありますから、それほど他の人や存在の人生を気にはしていないでしょうし、当然のことながら自分以上に深く関わることはできません。

本来恐怖心を突き詰めていくと、死に対する怖れに繋がっていくのですが、そのずっと手前の、たとえば人の目や環境などで怖れを抱いていることが大半です。

ここを克服していくには、やはり自然界の原理、真理を理解し体得、実践していくことですね。

最終的なことを覚悟できれば、あらゆる恐怖は薄らいできます。

自然界の存在でゴールを迎えない存在はいません。
必ず誰しも限られた時間しか自然界では生を与えられていません。

そのゴールに向けて、わずかな時間にどれだけ命の炎を燃やせるかです。

短い人生で、無限にある可能性をすべて使い切ることは到底ムリなことです。
タイムアップまでにその無限の世界のどこまでたどり着けるかです。

自分の代わりのいない自然界で、自分以外の存在を参考にはしても、その影響で可能性を狭めてしまっては自分の人生ではなくなってしまいます。

恐怖もエネルギーになりますから感じることを怖れることもありません。

それが自然だと捉えて、可能性だけがある自然界も理解して、その可能性を探求し続けてください。

恐怖心も含め、全ての感情は単に道標をキャッチした状態です。

それをどう活かしていくかが人生のチャレンジですね。

井上 雄彦さんのこんな名言もありました。

みんな、自分が成長するためには、逆境みたいなものが必要だって本能的にわかっているんだろうな。

井上 雄彦の名言

いい漫画を描きたかったら、自分が成長するしかない。

井上 雄彦の名言

レベルは上がることはあっても、下がることは絶対にありえない。

井上 雄彦の名言

『光』を描くために『闇』を描く。

井上 雄彦の名言

心からの思いを、傷つくのを回避するために早々に引っ込めてほしくない。
僕らは何かの結果のために今を生きているのではない。
挑戦の一瞬一瞬が、本番の舞台だ。

井上 雄彦の名言


これまでに紹介した井上 雄彦さんの名言です。

(浜本 哲治)

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