牛尾 治朗の名言 Jiro Ushio

牛尾 治朗(Jiro Ushio)Amazonより

最後の最後まで、1分の可能性を決して捨てない楽観性、強い信念が苦難を切り拓く。

牛尾 治朗 Jiro Ushio

ウシオ電機設立者 1931〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


ほんのわずかの違いで大きな差を生み出す自然界では、可能性がなくなることはありえません。

時間のリミットはあっても、最後の最後まで何が起こるかわからないのが自然界の愉しみ、醍醐味ですね。

時間が迫ったりして追い込まれてくると、人間はどんどん心配を始めますが、心配をすることは視野を狭めることにもなりますし、心身の緊張、硬直化も強くなりますから、自らの可能性を自ら狭めることになっていきます。

困難、苦境に遭遇した時ほど、心配せずにリラックスしていくことが本当に重要になります。

それができるだけで、かなりの高確率で超えていくことが容易になっていくでしょう。

この心配を手放すこと、リラックスすることは一朝一夕に身につくものではありませんが、日常の中で常に身につけることを心しておけば決して難しいことではありません。

日常のあらゆる場面、小さな緊張を強いられる場面などを活用して、心配を手放しリラックスしていくことを実践していくことです。

暑い、寒いというだけで心身に力が入ったりするのが人間ですから、こういう場面も上手に取り入れていくことですね。

イザと言う時だけリラックスしよう、心配しないようにしようというのは逆効果で、さらに心配や緊張を強めることになります。

苦境や壁は、それを乗り越えられる可能性があるからこそ、苦境や壁と自覚できるものですから、緊張したり心配するよりはむしろ喜ぶべきことと考えてください。

牛尾 治朗さんのこんな名言もありました。

経営者は不況はもちろん、減益・減配でさえ恐れてはならない。
企業には減益になるような時期でなければ手が打てない、やりにくい社内施策がいくつもある。
不況・減益を舌なめずりしながら待っているといえば汚い表現になるが、私の実感はそれに近い。

牛尾 治朗の名言

その状況でなければできないことが必ずあります。
全ての状況を愉しみ、したたかにしなやかに活かしていきたいですね。

(浜本 哲治)

LINEで送る