稲盛 和夫の名言 Kazuo Inamori

稲盛 和夫(Kazuo Inamori)Wikipediaより

同じ夢を追求し続けていると、その夢はどんどん鮮明で、細かいとこまでわかるようになり、ついにはカラーでみえるようになります。
それがビジョンです。
そういう心理状態になった時、私は自分のビジョンが実現することがわかるのです。

稲盛 和夫 Kazuo Inamori

京セラ・KDDI創業者 1932~2022
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


夢を持つことはとても大切なことです。

まず夢がないことには人間は人生を漂流してしまいます。
ちょっとした困難にも立ち止まってしまいます。

夢を抱いたら、それを実現していくためにもちろん行動が必要です。
実現するまであきらめない情熱も必要です。

その行動や情熱を引き出すためには、どういう風にその夢を持つか、イメージするかが重要になります。

夢を実現できるかどうか、それは大半がここにかかっているでしょう。

まさにこの言葉の「ビジョン」にすること。
これは本当に大切なことです。

新年に掲げた今年の夢。
どれだけ映像化されているでしょう?

夢を文字や数字にすることは意味のあることですが、そのままでは実現には向かっていきません。

私たちの日常生活の行動や目的を果たすことは、すべて鮮明に映像化されているので、それは実現していっています。

これが少し先の夢になると、文字のままや、ぼんやりとしたままになっています。
だからなかなか実現していかないのです。

壁に張ったり、ノートに書いた文字や数字をいくら眺めていても、具体的、効果的な行動にはなっていきません。

あなたの夢は今キャンバスと絵の具を渡されたら描けるようなものになっていますか?

映画監督になって映画に出来るほどにイメージできていますか?

最初はぼんやりでもラフでもいいんです。
そのイメージをどんどん膨らませて、具体的に鮮明にしていくことが本当の夢を持つということです。

あなたの夢を語ったら、その人の頭の中に強烈な映像として残るほどに語れますか?

誰かの心にイメージとして残せるほどに語れるようになっていなければ、あなたの中の夢もまだまだ不鮮明、熟成されていないということです。

私はよくお会いした人に聴きます。
「夢は何ですか?」

その人の語る夢の話で、その夢が実現できるかどうか分かってしまいます。

夢を鮮明に映像化すること。
これは本当に大切なことです。

稲盛 和夫さんのこんな名言もありました。

経営とは人として正しい生き方を貫くことだ。

稲盛 和夫の名言

自分の運命は自分で管理しなさい。
でなければ、あなたはだれかに自分の運命を決められてしまう。

稲盛 和夫の名言

「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」ことが物事を成就させ、思いを現実に変えるのに必要なのです。

稲盛 和夫の名言

安易に近道を選ばず、一歩一歩、一日一日を懸命、真剣、地道に積み重ねていく。
夢を現実に変え、思いを成就させるのは、そういう非凡なる凡人なのです。

稲盛 和夫の名言

常に明るさを失わず努力する人には、神はちゃんと未来を準備してくれます。

稲盛 和夫の名言


これまでに紹介した稲盛 和夫さんの名言です。

(浜本 哲治)

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