大友 宗麟の名言 Sorin Otomo

大友 宗麟(Sorin Otomo)Wikipediaより

人生における敗北・苦しみは試練であり不幸ではない。
灼熱の炎に磨かれる黄金のように試練によってこそ人は高められる。

大友 宗麟 Sorin Otomo

戦国時代〜安土桃山時代の豊後の武将 キリシタン大名 1530〜1587
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人間も含め自然界の存在は研磨されることなしに光り輝き続けることはありません。

チャレンジをして遭遇する出来事にはすべて意味があり、単にその意味は道標であるだけで、その現象や結果を見て失敗、成功と考えてしまうのは早計ですし、それに囚われてしまうことはあまり意味はありません。

その現象が指し示す方向を読み解けてこそ、その現象に遭遇した価値が出てきます。

日々たくさん遭遇する現象からその意味を感じられているでしょうか?

その現象の成否や内容自体にはあまり意味はありません。

道路標識がそこにあること、それと遭遇したという現象自体にはそれほどの意味はありませんね。

その標識に書かれてあるものを読み解いて、それを生かしてこそ標識に出逢った意味と価値が出てきます。

自然界の人生は、大小問わず遭遇する出来事からその感じ取っている真意を読み解けてこそ面白みが増してきます。

それこそが人生の醍醐味と言ってもいいでしょう。

試練などの大きな出来事だけに大きな意味が込められているとは限りません。

何気ない、いつもは見過ごしてしまうような些細な出来事の中に人生を左右する大切な真意が秘められていることも多々あります。

試練のような出来事とは思考の産物である感情で向き合っても、あまりその大切な意味と価値を生かせることはありません。

もちろん思考で考えようとしても感情が湧き上がるだけですから、磨かれる対峙ではなくなります。

些細なことも大きな出来事も、その意味や価値、真意は必ずあなたの脳がキャッチしています。

思考領域ではなく思感、潜在領域ですね。

そこでキャッチしているものを理解していくことです。

その作業が感性を磨くという作業ですね。

いざ大きな試練に遭遇して、思考、行動習慣になっていない真意を感じ取るというアクションがいきなりできることはないでしょう。

これは常日頃から小さな道標を読み解いていくというチャレンジを数多く重ねていくことです。
思考習慣、行動習慣にしておくことです。

これにはどういう意味があるのかと全ての遭遇する現象を違った感覚で見よう、感じようとしていくことで、自然界の人生は何倍も愉しく価値を見いだせるものになっていきますよ。

今日も現象の奥に秘められている黄金をたくさん見つけてください。

(浜本 哲治)

 神宮寺浦公園(大分県大分市)にある大友宗麟像 Wikipediaより
神宮寺浦公園(大分県大分市)にある大友宗麟像 Wikipediaより

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