岡野 喜太郎の名言 おかの きたろう

岡野 喜太郎【おかの きたろう】

貯蓄は理論ではありません。
克己と実行です。
貯金した金は失うことがあっても、
貯蓄の習慣と克己の心は
一生失うことがないのです。

岡野 喜太郎 おかの きたろう Kitaro Okano

スルガ銀行創業者 1864~1965


これは、夢の実現のための蓄積、
才能、能力の蓄積にも言えることでしょう。

自然界の真理、原理ですね。

小さなものを積み上げて行こうとする時、
単純に計算してみると、
例えば、1年で蓄積できそうなものは、
ごくごくわずかなものでしかありませんから、
ついつい、そういうものを疎かにしがちですが。

自然界のレバレッジは、
単純な計算で推し計れるものではありません。

その積み重ねを実践して、続けていくことにこそ、
大きな意味と価値があり、
そこから、自然界の真のレバレッジに繋がるものが、
見えてくるものですね。

知識として持っているだけのものは、
それだけでは、役立つことはないでしょう。

それを実践して、実行し続けてこそ、
その知識の真の意味もわかり、
真の価値を見出すことができるものですね。

そこには、単純計算では見えないものが、
必ず存在するのが、自然界の素晴らしいところですね。

やってみたこともないことに、
あれこれ、理屈、理論で語っても、
あまり意味も価値もないことでしょう。

やってみてこそ、やり続け、やり遂げてみてこそ、
その価値を語ることができるものでしょう。

日本もかなり以前から、1億総評論家。
などと揶揄されてきましたが。

情報が氾濫して、表面的に取り繕うことに、
また、そういうものを見聞きすることに、
慣れてしまった現代人には、
その傾向は、ますます強くなっているかもしれませんね。

積み重ねてきたものは、
この言葉にもあるように、
たとえ、それが無に帰してしまったとしても、
それ以上の価値、財産を手に入れたことになります。

小さな積み重ねを、軽視してはいけません。
どんなに小さなことでも、それを続けてきた、
エネルギー、パワーは、想像を絶するものを得ています。

まさに、コンクリートやアスファルトを、
押し上げて、芽吹く植物の奥義を、
得ていると言ってもいいでしょう。

小さな積み重ねを、絶えることなく続けるからこそ、
そのパワーとエネルギーは、得られるものです。

1ミリ、1ミクロンずつでも、
毎日積み重ねていくことです。

これが、夢の実現の最短、最速コースですね!

岡野さんの、こんな言葉もありました。

事業家は、1度や2度は失敗しないと
大きくならない。
あなたはまだ失敗が足りないかもしれぬ。
失敗をすると、世の中の本当のことがわかる。
それで初めて立派な成功ができる。
失敗は恥ずかしいことではない。
失敗に意気がくじけてしまうことが
恥ずかしいことです。
あなたはいい経験をされた。
これからその経験を活かすことが大切です。


(浜本哲治)


完全版 人間の運命 〈18〉 別巻2 岡野喜太郎伝・解題・参考資料集


スルガ銀行本店 Wikipediaより
スルガ銀行本店 Wikipediaより