サミュエル・リチャードソンの名言 Samuel Richardson

サミュエル・リチャードソン(Samuel Richardson)Wikipediaより

曲がりのない道はない。

サミュエル・リチャードソン Samuel Richardson

イギリスの小説家 近代小説の父 1689〜1761
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


自然界には直線がないと言われるほどに、自然界はそのエネルギーの動き、波のように常に変化し続けています。

この自然界の特性は、よく把握しておく必要がありますね。

人間はイメージだけでなく実際にも、たとえば右肩上がりのように直線的な安定した動きを求める傾向にありますが、この発想は非常に不自然ですし無理があります。

人間界では様々な場面で不自然を実現、維持しようとして、大きな不自然なストレスを抱え込んだり、無理による破綻を繰り返しています。

常に波状、螺旋状に動いている自然界の自然な動きを把握して、その動きに沿わせるように、また上手く活用するように自分自身のエネルギーのスロットルを調節していくことが大切です。

昨日と同じことをやるにしても、あらゆることが昨日とは違いますから、同じようにはできないこと。

まずはそれが自然だと理解しておくことです。

そして常に目まぐるしく振幅しているエネルギーを掴み、目指す方向に船の舵をきって向かわせるようにコントロールしていけるかです。

波をしっかり掴み乗っていくだけでも、自分の能力をはるかに超えた動きをコントロールできるようになります。

船や飛行機の舵は、自然のエネルギーの動きに乗っているからこそその威力を発揮するものです。

自然界のレバレッジの好例ですね。

人間界の表面的に見える直線に惑わされないことです。

本来直線に見えるものでさえ、ミクロに見ていけばカーブの連続のものが視覚的にそう見えるだけです。

ぜひ自然界の本質を常に見定めてください。
それでこそあなたの素晴らしい才能を十二分に引き出すことができるようになります。

(浜本 哲治)

 [第1巻 メロドラマ]パミラ、あるいは淑徳の報い(英国十八世紀文学叢書)サミュエル・リチャードソン(著)原田 範行(翻訳)Amazonより

サミュエル・リチャードソンは、1751年にチャールズ・グランディソン卿の原稿を友人のグループに朗読しました。ハイモア嬢による色付きの彫刻。ナショナルポートレートギャラリー、ウェストミンスター、イギリス。Wikipediaより
サミュエル・リチャードソンは、1751年にチャールズ・グランディソン卿の原稿を友人のグループに朗読しました。ハイモア嬢による色付きの彫刻。ナショナルポートレートギャラリー、ウェストミンスター、イギリス。Wikipediaより

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