河口 慧海の名言 Ekai Kawaguchi

河口 慧海(Ekai Kawaguchi)Wikipediaより

困難に堪えて居る時分には非常な困難でも随分辛抱し易いが、安楽に慣れて居ると少しの辛抱すら辛いようになるものであると深く感じました。

河口 慧海 Ekai Kawaguchi

黄檗宗の僧侶 仏教学者にして探検家 日本人として初めてチベットの入国を果たした 1866〜1945
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


才能、能力のレベルを高めていくには当たり前のレベルを高めていくことです。

最高、MAX、限界にチャレンジしていくことは、ひとえに当たり前のレベルを高めていくことです。

波状、スパイラル状のリズムのある自然界では、例えば最高のパフォーマンスの引き出せる地点はそのリズムによって違ってきます。

その時の最高が決して過去最高の地点であるとは限りません。

最高地点のパフォーマンスだけを見ていると、なかなか最高地点が高まっていかないのは、この自然のリズムによる最高地点の違いに一喜一憂してしまうことが要因でもあります。
また無理をしてしまうことも多くなりますね。

その時の限界、昨日のアクションを超えるチャレンジをして、その時の最高を引き出すことにチャレンジしていれば、どんどん当たり前のレベルが高まっていき、当たり前のレベルが高まれば最高地点も自ずと高くなっていきます。

これは何かを継続していくことにも言えることですね。

継続することを目指しているだけではなかなか続けてはいけません。

継続していくことが当たり前のレベルになるようなチャレンジをしていくことで、ようやく続けていけるものです。

日々エネルギーを出しきり、常に新たな刺激になるようなエネルギーの還流が起こるようなチャレンジをしてこその継続で、決して最初からイーブンペースでやることが大いなる継続に繋がるわけではありません。

まさにこの言葉にあるような状態ですね。

当たり前のレベルを高めるために最高にチャレンジしていくことをぜひ意識してください。

(浜本 哲治)

 チベット旅行記〈上〉(白水uブックス)河口 慧海(著)長沢 和俊(編集)Amazonより

ネパール、カトマンズのボダナートにある河口訪問の記念碑 Wikipediaより
ネパール、カトマンズのボダナートにある河口訪問の記念碑 Wikipediaより

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