フリードリヒ・ニーチェの名言 Friedrich Nietzsche

フリードリヒ・ニーチェ(Friedrich Nietzsche)Wikipediaより

才能が一つ多いほうが、才能が一つ少ないよりもより危険である。

フリードリヒ・ニーチェ Friedrich Nietzsche

ドイツの哲学者 1844~1900
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


色んなことがすぐに上手に出来る人がいます。
たくさんのことを人並み以上に出来る人がいます。
これもひとつの才能だと思いますが、多くの場合結局どれもものに出来ずに終わってしまいます。

やはりエネルギーが分散されると、その才能の高め方が中途半端になりますね。

誰かを感動させる領域にまで、あなたの天賦の才である天才を高めるには、どれだけあなたのエネルギーを一点に集中させた時間を長くするかでしょう。

ひとつのことを極めるのにエネルギーの集中も積み上げる時間もなければ、どう考えても難しいですね。

ひとつの天才の花を咲かせるためにも、根を張り、芽吹かせ、葉を茂らせ、幹を大きくしとやるべきことはたくさんあります。

これにしても一時に一気には出来ません。

また身体の一部を使う天才であっても、身体全体のことを学ばなければその技なりを極めていくことは出来ません。

心の影響や、さらに自然の摂理にまで探求が及ばなければ多くの人を感動させられる領域には届かないでしょう。

もちろん同じ天才の延長線上にあることであれば、時間の奥行きを持たせていくつかのことを成し遂げることは出来るでしょう。

それでもあるタイミングで出来ることはひとつです。

たったひとつのことを極めるだけでも時間はいくらあっても足りません。

いろんな情報が溢れ興味をそそるものもたくさんあります。

平均的がいいという教育の中で育ってきていると、どうしてもひとつに集中することが難しいと感じられるようになっていますね。

気になることはあっても、それをあえてやらない勇気や決断も必要でしょう。

愚直なまでにひとつの天才にこだわって、すべてのエネルギーを今やるべきひとつのことに集中させてこそ、あなたらしさが輝き始めるものです。

あなたが本当にやりたいことは何でしょう?

これしか出来ない!大いに結構です。
あれもこれもと気を散らすより天才の発揮の可能性は大いにあります。

また未来において目指すものが変わっても、フォーカスする天才が違っていてもいいんです。

今あなたの心が感じる「これだ!」を追求していけばいいんです。
何を極めるにしても同じ真理、自然の摂理に遭遇しますからね。

大切なことはひとつのことを極めようとチャレンジしていくことです。

自然の咲かせる花に、これだけ多くの人が感動して魅了されるのは、まさに天才に一点集中して極めようとしていることの成せる業ですね。

フリードリヒ・ニーチェさんのこんな名言もありました。

高く登ろうと思うなら、自分の脚を使うことだ。
高い所へは、他人によって運ばれてはならない。
人の背中や頭に乗ってはならない。

フリードリヒ・ニーチェの名言

世論と共に考えるような人は、自分で目隠しをし、自分で耳に栓をしているのである。

フリードリヒ・ニーチェの名言

軽蔑すべき者を敵として選ぶな。
汝の敵について誇りを感じなければならない。

フリードリヒ・ニーチェの名言

あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう。

フリードリヒ・ニーチェの名言

毎日少なくとも一回、何か小さなことを断念しなければ、毎日は下手に使われ、翌日も駄目になるおそれがある。

フリードリヒ・ニーチェの名言

樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし実際には種なのだ。

フリードリヒ・ニーチェの名言

いつか空の飛び方を知りたいと思っている者は、まず立ちあがり、歩き、走り、登り、踊ることを学ばなければならない。
その過程を飛ばして、飛ぶことはできないのだ。

フリードリヒ・ニーチェの名言

『なぜ生きるか』を知っている者は、ほとんどあらゆる『いかに生きるか』に耐えるのだ。

フリードリヒ・ニーチェの名言


これまでに紹介したフリードリヒ・ニーチェさんの名言です。

(浜本 哲治)

フリードリヒ・ニーチェの署名 Wikipediaより
フリードリヒ・ニーチェの署名 Wikipediaより

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