野上 弥生子の名言 Yaeko Nogami

野上 弥生子(Yaeko Nogami)Wikipediaより

いかに見栄えしない草でも春とともに花になるように、人は恋することによってそれ自身を花咲かせる。

野上 弥生子 Yaeko Nogami

小説家 1885〜1985


花を咲かせられる能力があっても、自然、環境が整わない限り美しく咲くことはないでしょう。

そしてその環境は、単に環境に依存しているだけでは整っていくことはありません。

自然の環境と創る環境が一致してこそ、最高の花を咲かせることができます。

その環境を整えるのが愛をひたすら届けていくことです。

恋することです。

今やっていることに恋していますか?

恋して愛を届け続けていくことで、事は成就する方向に進んでいきます。

花が咲くことは夢の実現からすれば手段ですが、その手段を上手く活用してこそ、夢の実現は大きく近づいてきます。

夢の実現、手段を得ていくこと、環境を創り整えていくことも愛を届けていくことです。

この自然界の本質に気づき、ぜひ実践していってください。

人間界では人間界だけの狭い範囲だけの、また自分自身だけが満足するような、さらに言えば愛を求めることばかりになって、自ら苦悩していることが非常に多くなっています。

これはまた中途半端にやっていると、いつまでも自然界の本質を感じられないことになります。

ぜひ恋に落ちて、とことん愛を届け尽くしていってください。

野上弥生子さんの、こんな言葉もありました。

人にお世辞を云うのは、云う人が考えるほど効果的ではない。


花の咲く草ばかりでなく、名もない雑草も、とげ草も、矢張り野に生うる権利を授かっている。


仲の良い夫婦ほど、お互いに難しい努力をし合っている、ということを見逃してはならない。


(浜本哲治)

野上弥生子文学記念館(大分県臼杵市)Wikipediaより
野上弥生子文学記念館(大分県臼杵市)Wikipediaより

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