秋山 徳蔵の名言 Tokuzo Akiyama
秋山 徳蔵さんのこんな名言もありました。
料理人は、ついひとりよがりになりたがる。慢心したがる。
まずかったと批評されても、なあに食べた者が『味』の真髄を知らないんだと言って通そうと思えば、通せぬことはない。
だが、実は、それはホンの一時の気休めに過ぎない。
秋山 徳蔵の名言
料理に限らず、あらゆる愛、才能に言えることでしょう。
本来愛は、届けたい人に届いてこそ価値のあるもので、届かなければそれは自己満足でしかありません。
もちろんどんなに高尚な愛でも、全ての人や存在に届くことはありません。
しかし目の前の大切な人や存在に届く愛や才能にしていくことを、常に探求していくことは必要不可欠なことです。
そして届いた人や存在でも探求をやめてしまえば、やがては届かなくなってしまいます。
常に進化、変化していくことも重要なことになりますね。
目の前の大切な人の幸せのために、常に深く深く探求を進め続けてこそ、あなたの素晴らしい才能は誰にも真似のできない輝きを放っていきます。
これまでに紹介した秋山 徳蔵さんの名言です。
(浜本 哲治)
昭和24年(1949年)頃、皇居での立食の宴にて秋山徳蔵(左)、寿司をつまむ昭和天皇(右)と共に Wikipediaより