ガブリエル・ロレンハーゲンの名言 Gabriel Rollenhagen

ガブリエル・ロレンハーゲン(Gabriel Rollenhagen)Wikipediaより

この世の歓びは完全ではない。
歓びには苦しみの味がまじり、蜂蜜は苦汁を加えて調理される。

ガブリエル・ロレンハーゲン Gabriel Rollenhagen

ドイツの教育者 牧師 詩人 1583〜1619


自然界に完全なものや、他に何の影響も受けていないものは存在しません。

必ず様々な要因が入り混じってひとつのものが構成されています。

その自然界の原理を理解できれば、もちろん純粋な喜びだけが存在することがないことは容易に想像できることになるでしょう。

食べ物なども、ひとつの味だけでは味に深みは出てきません。
様々な味が融合してこそ深みのある味になっていきます。

遭遇する出来事も単純に嬉しいことばかりではないからこそ、何かを成し遂げたときには大きな歓びになっていくわけですね。

苦い味を味わったところで、その調理をやめてしまうことが人間にはとても多くなっています。

これは本当にもったいないことですね。
どんな味も歓びの味わいのひとつだと嬉々として感じていくことです。

それでこそ、あなたの才能も真価を発揮してくれます。

ガブリエル・ロレンハーゲンさんのこんな言葉もありました。

我々は、大人も子供も、利口も馬鹿も、貧欲も富者も、死においてはすべて平等である。


(浜本哲治)

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