ディオゲネスの名言 Diogenes

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス作「ディオゲネス」ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館蔵 Wikipediaより

つねに死ぬ覚悟でいる者のみが、真に自由な人間である。

ディオゲネス Diogenes

古代ギリシアの哲学者 紀元前412頃〜323


命を粗末にするということではなく、誰にでも必ずやってくる人生のゴールがいつ来ても後悔のない人生を過ごせている存在ほど、自由度が高いのは間違いのないことでしょう。

そのためにはできるだけこだわりや囚われを手放していくことです。

口で言うことは簡単なことですが、本当にその覚悟があるかどうかは言動や日常の生活を見ていればわかることですね。

こだわりや囚われが多いほどに、その覚悟はできていないと考えて間違いありません。

死を怖れたり心配をするより、今にどれだけエネルギーを注ぎ込んで、一日一生の今日一日を完全燃焼できるかです。

人生のゴールを自ら設定しておくことも大切なことになるでしょう。

ゴールが決まれば、逆算や目指すものとのギャップを明確にできます。

これがないといつまでも、いつかいつかの人生になってしまいます。

ゴールは既知、未知の双方の能力を引き出すためにも、とても重要なものになります。

ぜひ必ずやってくるものは覚悟して、先手を打ってこちらから決めてしまうことですから、あなたの人生、能力のためにも決めてしまってください。

ディオゲネスさんのこんな言葉もありました。

かの金持ちは財産を所有するにあらず、奴の財産が奴を所有するなり。


(浜本哲治)

コップを投げ捨るディオゲネス ジョン・マーティン Wikipediaより
コップを投げ捨るディオゲネス ジョン・マーティン Wikipediaより

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