村上 信夫の名言 Nobuo Murakami

村上 信夫(Nobuo Murakami)Amazonより

楽しく作れば、上手になる。

村上 信夫 Nobuo Murakami

フランス料理のシェフ 元帝国ホテル顧問 1921〜2005


どんなことでも、まず何よりも大切なことは愉しむことです。

これがなければ何も上手くいかないでしょう。

もちろん愉しむといっても、面白おかしくすることではありません。

どんなに辛いことのように見えることでも嬉々としてできるのは、心から愛しているものだけです。

だから「楽しむ」ではなく「愉しむ」ですね。

どんなモノでも、想いでも、そこに乗せられたエネルギーは必ずそれに触れた人にはわかってしまいます。

嫌々やっていることで上手くいくことはあり得ませんね。

愉しむことは単に慣れることでもありません。

慣れて習慣になっているだけでは、ありふれたエネルギーにしかなりません。

もっと深く愛していくことですね。

あなたが取り組んでいることを心から愛していくことです。

その取り組んでいることの結果を、届ける存在の幸せを感じていくことです。

どんなに目に見えないことでも、そこに込められたエネルギーは必ず触れた存在に届くことをぜひ心しておいてください。

それを実感していってください。

村上信夫さんの、こんな言葉もありました。

料理は、材料や調理技術も大切だけど、心を込めて作らなきゃ、絶対においしい料理なんかできないです。


自分が苦労して覚えた仕事は人には教えません。
それをまた盗んでやろうという気がなければいつまでたっても仕事は上達しません。


料理にこれでいいということはない。
いくつになっても研究を続ける。


(浜本哲治)

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