山田 泉の名言 Izumi Yamada

山田 泉(Izumi Yamada)Amazonより

暗いから、小さな星が見える。

山田 泉 Izumi Yamada

大分の元養護教諭 いのちの授業実践者 1959~2008
Wikipedia


明るい日中に星は見えません。
暗い夜だからこそ星は見えます。

このことはもちろん当たり前のことですが、これは人生の中で本当に大切なことです。

あなたの置かれた環境でしか見えないものが必ずあります。

上手く行っている時には夢がありありとイメージ出来て、迷わずそこに向かって行けます。
しかし壁に遭遇したり、奈落の底に突き落とされた時には、夢や希望は見失われがちですが、そこから見える夢や希望はその状態からでしか見えないものを見せてくれます。

仮に夢を見失ったとしても、その時にしか見えない大切なものも見えるはずです。

そういう星を探しましょう。
大切なものは探さないと見えてきません。

さてもうひとつ大切なことがあります。

先日池上季実子さんの素敵な朗読を聴かせていただきました。

言葉だけでその情景が見事に目に浮かんできました。
やはりさすがですね。

人間は自分の人生や思いでさえ、言葉で誰かの頭の中にイメージを膨らませることは容易なことではありません。

俳優という仕事は他人の人生を演じる仕事ですが、演技や言葉でどれだけ鮮明なイメージを、どれだけ前後の人生までをも想起させられるか、感動を心に残せるか。

これはまさに天賦の才の追求でしか出来ない芸当ですね。

天賦の才を追求していくには、それこそ普段では見えないものを見据えて追い求めていく必要があります。

その見えにくい星を見つけ、常に見つめていくには周りを暗くしないといけません。
自分でそういう環境を創っていく必要があります。

色んなことに心奪われる環境、一途に見つめられない環境ではなかなか才能を極めていくことは出来ません。

世に言われる天才の中には、先天的に能力が限定されていたり、遭遇した限定された運命の中で天賦の才が育まれた人も多くいます。

この言葉の山田泉さんもご自身のガンの経験から、それまで見えなかったものが見えたのでしょうね。

人並み外れた天賦の才を開花させた人たちは、例外なく一途にその天才を追求した人です。

あなたの類い希な天賦の才も安穏とした日常で育まれることはまずないでしょう。
どこまで余分なものを削ぎ落して、見えない星を見えるような環境を自ら創り出せるかですね。

どうぞもっともっとあなたの天賦の才が磨かれる環境を創っていってください。

天賦の才は全ての人に与えられているものです。

自ら築く天賦の才が発露する環境。
これは本当に大切なことです。

山田 泉さんのこんな名言もありました。

自分の財産と時間の5割は自分のために、3割は家族のために、2割は困っている人たちのために使うのは当たり前のこと。

山田 泉の名言

死について考えるということは、どう生きるかを自分に問うこと。

山田 泉の名言

(浜本 哲治)

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