羽生 善治の名言 Yoshiharu Habu
苦しまないで努力を続けられるということが、何より大事な才能。
羽生 善治 Yoshiharu Habu
将棋棋士 史上初の将棋7冠王 1970~
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
この言葉はトップアスリートも異口同音に言っています。
同じことを同じようにやってきて差が出た時に、よく「あいつは、才能があるからだ」という言葉を耳にすることがあります。
この時の「才能」は生まれ持った特別な能力のことを指して言われることが多いですね。
しかし人間の基本的な能力には大差はありません。
少なくとも私が見て来たアスリートで、トップアスリートと呼ばれた人たちと、並のアスリートの基本的な能力の差を感じたことはないです。
その差はまさにこの言葉そのものです。
どんなに好きなことをやっていても辛いことはあるものです。
それをいかに楽しむか。
楽しいことをやる。のではなく、やるべきことを心から楽しむ。
これは大きな差になります。
私は「頑張る」という言葉をほとんど使いません。
この言葉には、辛いことを歯を食いしばって苦しみながらやるイメージがあるからですが、努力、頑張るは、夢を実現しようとしているのであれば逆に言えば当たり前のことですね。
その努力、頑張りをいかに楽しめるか。
これは何かを実現していくためには本当にとっても大切なことです。
やるべきこと、起こることをすべて楽しむ。
ちょっとした考え方を変えるだけで、苦しみから解放されて大きく飛躍して行けますよ。
また心底楽しむためには、自分の力を注ぐべきことには、自分自身で感じた夢や得意なこと、信じることを選択する必要があるのでしょうね。
羽生 善治さんのこんな名言もありました。
すでに過ぎ去ったことは仕方がない。
私は意識的に先のことを考えるようにしています。
反省は勝負がついた後でいい。
羽生 善治の名言
「いかに戦うか」は大局観にかかわるが、その具体的な戦略は事前研究が決め手になる。
事前にしっかり準備して万全の態勢で、対局に臨んでくる人は強い。
羽生 善治の名言
リスクを避けていては、その対戦に勝ったとしてもいい将棋は残すことはできない。
次のステップにもならない。
それこそ私にとっては大いなるリスクである。
いい結果は生まれない。
私は積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にすると、いつも自分に言い聞かせている。
羽生 善治の名言
もちろん勝負に勝つというのも大事なんですけど、そのためにいつも決まり形でやっていたら、そのことで将棋をやっている意味があるのかということに、どうしてもぶつかってしまうんです。
誰もがやっている決まりきった道筋で振りきってしまうと、結局人の来た道をただ辿ってるだけということになります。
羽生 善治の名言
「自分の得意な形に逃げない」ということを心がけている。
羽生 善治の名言
同じ方法で悪くなる。
だから捨てなきゃいけない。
せっかく長年築きあげてきたものでも変えていかなくてはならない。
羽生 善治の名言
楽観はしない。
ましてや悲観もしない。
ひたすら平常心で。
羽生 善治の名言
何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。
報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私はそれこそが才能だと思っている。
羽生 善治の名言
これまでに紹介した羽生 善治さんの名言です。
(浜本 哲治)