五代目 市川 團十郎の名言 Danjuro Ichikawa 5th
一日稽古を怠れば、自分が下手になったと思う。
二日稽古を怠れば、相手役に下手がわかってしまう。
三日稽古を怠れば、贔屓筋に下手がわかる。
その段階で、レッテルを張り替えることは、並大抵のことではない。
五代目 市川 團十郎 Danjuro Ichikawa 5th
歌舞伎役者 1741~1806
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
アスリートの世界でも、
「1日休むと、取り戻すのに3日かかる」
とよく言われます。
もちろん休息もチャレンジの重要な要素ですから、身体などを休めることも必要ですが、実現したい夢や、磨いていきたい才能があるのであれば、意識は片時も逸らしてはいけません。
何かを身に付けたり、極めようとしていく時には必ず必要な毎日の積み重ねがあります。
これを気まぐれで途切れ途切れにやっていたのでは、いつまでも目指すものは近づいてきません。
根を詰めてやって間を空けるよりは、毎日継続的にやることの効果が大きいものが、あなたの才能磨きや夢の実現には必ずあります。
基本的な部分、土台の部分を形成して行くためにはこれは欠かせないことです。
単純に積み重ねていくことは、簡単そうで実はいちばん出来ないこと、そしてここで大きな差が生まれるものです。
やり始めたり、一瞬やることは誰にでも出来るのですが、それを継続していくことがあなたの夢の実現のための大きなポイントになります。
これはまずいかに早く習慣にしてしまうかでしょう。
脳の抵抗を乗り越えて、いち早く習慣にするには「3-7の法則」を念頭に置いてチャレンジしていくといいでしょう。
この私が提唱している法則については、
「習慣を簡単に変える方法」
https://www.pt-hamamoto.biz/index.php?Habit
をご覧ください。
そして毎日継続する習慣を手に入れてから、本当の意味でのチャレンジが始まります。
習慣にしてしまって、無意識に継続は出来るようになりますが、ただ継続するだけではその積み重ねの効果は大きくなりません。
例えば野球選手がただ何も考えずにバットを振る、サッカー選手がただボールを蹴るだけを、いくら繰り返しても夢には近づいていきません。
無意識で始めて、意識と思考を向けた積み重ね。
これがとても重要になります。
案外、始めるのに意識を使わないと始められなくて、無意識に積み重ねるだけという状況は多いものです。
一度の素振りを何も考えず無意識でやるより、試行錯誤しながら心を込めて一振りする方が遥かに効果的なのは明らかですね。
まずは休まずに毎日継続することを無意識の習慣にすること。
そして意識と思考をフル活用して、日々レベルを上げた積み重ねを継続していくこと。
評価されるあなたの結果に大きな影響を与える過程です。
一度評価されると、それを覆すのにはそれまでの何倍もの時間と労力がかかります。
どうぞ、こだわりの過程で素晴らしい結果を楽しみに出来るようにしてください。
五代目 市川 團十郎さんのこんな名言もありました。
夫婦はすべての面でうまくいくはずはない。
それを前提にしていればうまくいくんです。
五代目 市川 團十郎の名言
これまでに紹介した五代目 市川 團十郎さんの名言です。
(浜本 哲治)
寛政8年に引退する際に出された絵。「一世一代口上」と題して、「当顔見世かぎり隠居仕り候に付き、御贔屓様方へおいとまごいの為口上を以て申上げ奉り候…」と役者を引退すること、さらに孫の市川新之助(七代目團十郎)をのちのちまで贔屓にしてくれるようにと頼んでいる。歌川豊国画。Wikipediaより