黒柳 徹子の名言 Tetsuko Kuroyanagi
子供の幸せを考える時、私は与えることよりも、奪わないことだと思うのです。
何かを与えることは簡単にできる。
でも与えると同時に、何かを奪い取っているような気がするのです。
黒柳 徹子 Tetsuko Kuroyanagi
司会者 女優 ユニセフ親善大使 1933~
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
与えることを考えるより、奪わないことを考えることが重要であることは、子どもはもちろんですが、自分自身も含めていろんな場面で考えたいことですね。
自然の植物を育てる時にもこれは重要なポイントです。
人間は肥料をあげたり、土を耕して軟らかくしてあげたり、植物に愛情を注ぐ現れとして安易にやってしまうことですが、これはまさにこの言葉の通りで奪うことが多くなっています。
土を耕して軟らかくすることで、植物が自らの力で根を張ることをしなくてもよくなりますから強い子を育てることは出来ません。
また耕した土地は耕さなくなるとさらに硬くなってしまいます。
植物の根などの邪魔になるだろうと、土の中の他の植物の根などを排除したり。
土の上を覆っている様々なものを排除することで、本来その場に必要な栄養素などは、自然のままにしていれば必要なだけあるのですが、人間がご丁寧に取り去るために肥料のような形で与えなければならなくなってしまいます。
水や栄養はその場になければ植物たちの根は、それを探し求めて伸ばしていきますが、これも簡単に与えてしまうことで広く深く根を張ることを阻害していることになっています。
この人間の植物の育て方は、人間の育て方がそのまま反映しているものでしょう。
愛情だと思い手をかけていることが、さらに劣悪な環境を招いていたり、自らの力で成長することを阻害している例は枚挙に暇がありませんね。
また自由を奪い縛りつけているのも与えることで起こっていることが多いものです。
自分自身に対しても、子どもや誰かに対しても、与えることを考える時は、何か大切なものを奪うことにならないか、物だけでなく言葉や行動でも、その人の自由を奪っていないか。進化、成長を妨げていないか。愛を与えることは、自然界で幸せになるために最も大切なことですが、その与えているものが、本当の愛になっているかどうか、これは常にチェックが必要ですね。
与えないことが愛を与えることになることも本当に多いものです。
自然界は自然のままがいちばん成長、進化する世界です。
必要以上に手出しをしたり縛ったりすることなく、出来るだけ自由に自らチャレンジしていく姿を見守っていってください。
黒柳 徹子さんのこんな名言もありました。
最初に「編集を一切しないで」と契約をしました。
編集すると、様々な思惑が入ってしまうから。
普段は喋らない人も、徹子の部屋ではお話しになると言われるのは、自分の言葉がそのまま放送されるという信頼があるからだとわかってきた。
黒柳 徹子の名言
時代は違うかもしれない。
でも、どうぞ専業主婦の方、自分がこの人がいいと思って結婚して子供を生んだのだから、旦那様を信じて、子供を信じて、自分の血を分けた子供だから、絶対おもしろいところ、優れたところがあるに決まっていると信じて、毎日を楽しんで欲しいと思う。
本当に、ものは考えようなのだから。
黒柳 徹子の名言
キレイだなと思う人は、自分の生活を生き生きと楽しく過ごしている。
決して与えられたものではなくて、自分で楽しい生活を作っている。
黒柳 徹子の名言
辛い時優しくしてもらったら、それは忘れない。
人のつらさがわかることも優しさだと思う。
黒柳 徹子の名言
いつも毎日楽しい何かがあると思っている。
黒柳 徹子の名言
家族が一緒にいること。
みんなが健康でそこに温かい笑顔があること。
それこそが人間の本当の幸福ではないか。
黒柳 徹子の名言
少しは反省もするんですよ。
でもね次の日には忘れちゃう。
黒柳 徹子の名言
反省は母親の胎内に忘れてきた。
黒柳 徹子の名言
(浜本 哲治)
2012年7月5日、外務省にて外務大臣玄葉光一郎(左)を表敬訪問 Wikipediaより