ツェーザル・フライシュレンの名言 Cäsar Flaischlen

ツェーザル・フライシュレン(Cäsar Flaischlen)Wikipediaより

心に太陽を持て

あらしが吹こうが、雪がふろうが、
天には雲、地には争いが絶えなかろうが。
心に太陽を持て。
そうすりゃ、何がこようと平気じゃないか。
どんな暗い日だって、それが明るくしてくれる。

くちびるに歌を持て。
ほがらかな調子で。
毎日の苦労に、よしや心配が絶えなくとも、
くちびるに歌を持て。
そうすりゃ、何が来ようと平気じゃないか。
どんなさびしい日だって、それが元気にしてくれる。

他人のためにも、ことばを持て。
なやみ、苦しんでいる他人のためにも。
そうして、なんでこんなにほがらかでいられるのか、
それをこう話してやるのだ。

くちびるに歌を持て。
勇気を失うな。
心に太陽を持て。

そうすりゃ、なんだってふっ飛んでしまう。

ツェーザル・フライシュレン Cäsar Flaischlen

ドイツの詩人 1864〜1920
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(独語)


心に太陽は、まさにあなたの夢そのものですね。

心に鮮明でどこまでも明るい太陽、夢を持ち続けていれば、多少のことには動じない心になります。

夢を実現していくためには、もちろん何よりも大切なことですが、日常の出来事に右往左往することなくどっしりと構えているためには、人間には目指しているものが必要です。

日常に振り回されている場合は、まず心の太陽、夢が明確になっていません。

日々懸命に過ごしていくことはとても大切なことなのですが、同じエネルギーを使って懸命に過ごすにも、目的地のある懸命さと、それがないものとでは明らかに辿り着ける場所が違ってきます。

日々目指すものがなく、ただ決められたことをやることや、たくさん飛び込んで来る出来事を手当たり次第懸命にこなすだけでは、なかなか思うような方向には進みません。

逆に目指すものさえしっかりしていれば、どんなに関係のなさそうなことで多忙を極めていたとしても、その中に夢に繋がるものを見出せるものです。

そして夢は太陽ですから。
心を明るく照らしてくれるものでなければ意味がありません。

あなたがその夢を目指すことで心躍り、ワクワクするものが太陽になってくれる夢です。

毎日を懸命に生きていれば、いつか夢が見えてくる。と思っていてはたぶん永遠に見えてきません。

どんな小さなことでも、まずは決めて、そこを目指してチャレンジしていくことで、さらにその先の夢も見えてくるものです。

どんなに小さな夢であっても太陽ですから、あなたの中心に据える必要があることは言うまでもありません。

くちびるに歌を。
勇気をもらえる癒されるテーマ曲を持っておくこともとても良いことです。

そして何よりも最高の歌は笑顔、笑い声でしょう。

いつも笑顔でいられるためにも夢はどうしても必要ですが、何があってもとりあえず笑い飛ばすことも、心を奮い立たせるには大切なことですね。

こんな生き方を日々を実践している、あなたの言葉は多くの人の勇気になります。

そして誰かを励ましてあげることは、紛れもなく自分自身をも鼓舞することになります。

どうぞ心にいつも燦々と輝く太陽を持って、夢に、未来に向かってチャレンジしていってください。

(浜本 哲治)

壁にぶら下がっている「私の心に太陽を」のバージョン Wikipediaより
壁にぶら下がっている「私の心に太陽を」のバージョン Wikipediaより

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