須磨 久善の名言 Hisayoshi Suma

須磨 久善(Hisayoshi Suma)Amazonより

自信を持つには、成功体験を重ねていく以外にありません。

須磨 久善 Hisayoshi Suma

心臓血管外科医 1950〜
Wikipedia


世界初の胃大網動脈をグラフトに使ったバイパス手術を成功させ、日本初のバチスタ手術を行なった須磨 久善さんですが。

こんなこともおっしゃっています。

この世には、完全な成功も完全な失敗もないのです。
6:4で失敗だったとすれば、4つは成功しているわけです。
そこを自問自答しながら、きちんと評価してやる。
失敗したから俺はダメなんだと投げてしまうのではなく、結果は失敗でも、この部分は成功したということをきちんと拾い出してやる。
そうやって、自力で自信をつくりあげていくのです。

須磨 久善の名言


命を預かる現場で、あらゆる事態を想定して周到な準備をして臨んでも、全てを完璧にすることは出来ません。

どんなに辛い結果があったとしても、進化のためには前に進んでいくしかありません。

須磨 久善さんは、

僕の場合は、心臓外科が好きだし、心臓外科医であることが嬉しくて仕方ないので、より良い方法を探究している時間は楽しくて仕方ありません。
それに毎回の手術で常に上を目指していないと、いま救えない患者さんを救えるようには絶対になりません。

須磨 久善の名言


ともおっしゃっています。

どんな障害、結果をも乗り越えて前に進んでいくには、やはりやっていることを愛していないことには難しいですね。

自然界では100%、10割はありえず、須磨さんは6:4とおっしゃっていますが、常に上手く行かないことの方が多いのが自然の摂理です。

そして、夢を実現できない多くのケースで、この多い上手くいかないことに心を囚われてしまって、チャレンジを躊躇したり、止めてしまったり、自分の可能性や能力を否定してしまうことがあります。

誰しも毎回100%上手く行かせようとしてチャレンジしますが、多くは上手く行かない、満足できない結果に終わってしまいます。

その中から、いかに上手く行ったことにフォーカスして前に進んでいくかですね。

自ら成功体験を積み重ねる、心の在り方が大切です。

もちろん上手く行ったことで満足してしまっても進化はありません。

多くの上手くいかなかったことを糧に、少ない上手く行ったことを自信にしてチャレンジを続けていけるかです。

どうぞ上手く行かないことであなたの可能性、能力まで否定することなく、夢にチャレンジし続けてください。

須磨 久善さんのこんな名言もありました。

(一流の心臓外科医になるには、どうしたらいいか)
大切なのは、自分の考えることを相手に的確に伝え、相手の求めていることを短時間でつかむ、この訓練を医療現場で目的意識をもってやることです。
これは今日からでもすぐできることです。

須磨 久善の名言

相手に伝わらないとすれば、本人の修行が足りないか、本当に伝えたいという気持ちが足りないかのどちらかです。
頭の中が整理できていて伝えたいという意思があれば、絶対にコミュニケーションは成り立ちます。
シンプルな表現方法をしてみるといいでしょう。

須磨 久善の名言

麻酔のかかった人間を相手に凄腕を振るうのが外科医ではありません。
手術を行う以前に、患者さんから「あなたなら切ってもらっていい、任せてもいい」と言ってもらえる関係を築いておかなければならない。

須磨 久善の名言

命って実は一番本質的なことで一番かけがえのないことだけれども、意外と日常生活の中では考えない。
だけど病気になっただけで、ふっと扉が開いて命を考える部屋に入っていける。
見てると、入院、手術、回復という過程でみんな何か取り戻してます、命、人生、家族、そういったものを。

須磨 久善の名言

僕は死にかかっている患者さんの命を良くするでしょ。
すると患者さんの命が僕を元気にしてくれる。
で、僕の家族が死ぬでしょ。そしたら僕の命が弱くなる。
僕はみんなつながってると思う。

須磨 久善の名言

小学生の病院見学をやりたい。
医者ってこうだ、看護婦さんってこうだと、子供の頃から本当にいいものを見せる。
で、夢が生まれてね。わくわくする夢を与えるのが教育の原点だと思うから。

須磨 久善の名言

二十世紀は自分のために何かをする時代だったけど、僕は二十一世紀は人のために何かをして人が喜んだことがうれしいという時代になると思う。
人類が生き延びるにはそういうメンタリティーしか次はない。

須磨 久善の名言

大事なことで僕は迷ったことない。

須磨 久善の名言


これまでに紹介した須磨 久善さんの名言です。

(浜本 哲治)

LINEで送る