森繁 久彌の名言 Hisaya Morishige
自分の進化、結果を待つ忍耐。
継続することに耐えること。
環境に対する忍耐など。
忍耐はあらゆる場面で必要なことですね。
そうは言っても元来人間はそれほど強いものではありませんから、じっと我慢していることはそれほど長くは続けられません。
自分の出来ることを尽くして、自分のコントロールできないことは、苦境などもそうですが、その出来事などと我慢比べをしようとしないことです。
森繁 久彌さんがおっしゃるように、どんなにベストを尽くしても、目の前で起こることは忍耐が必要なことが圧倒的に多いものです。
その耐え忍ぶことに単にエネルギーを充満させていると心も身体も持ちません。
そのエネルギーはどこかで爆発することになります。
いずれにしても抱えて持ちこたえなければならないことであれば、そのことから心を離して、あなたの夢に心を向けることです。
苦境を前にして打開策を模索するにも、その出来事に心を奪われた状態では、目の前のことに釘付けになっているわけですから、どうしても視野が狭くなって可能性を多く見つけることが出来ません。
私はフォーカスシフトと呼んでいますが、心をどこにフォーカスするかで、ほんの少しの差でも見える景色が全く違ってきます。
遭遇した状況から逃げるのではありません。
逃げても問題の解決や、未来が拓けていくことには繋がっていきませんし、何度も同じような場面には逃げるほどに遭遇してしまいますからね。
その状況を受け止めて解決策を探すのであれば、夢から逆算した視点で探してみること。
単に耐えるだけであれば、心は夢に張り付かせることです。
単純な忍耐力には、人間にはさほど差はありませんが、同じような状況で差が出てくるのは、心をどこにフォーカスできているかですね。
何かを継続していくことも同じです。
その継続すること自体に心を向けていると、そうそう人間の忍耐力や、飽きずにやる集中力では長続きできるものではありません。
夢の実現という目指すものがあるからこそ、楽しんでいつまでも続けることが出来るものです。
耐えることを愉しめるものにしていくのも、夢の存在なしにはないでしょう。
どうぞ心のフォーカスシフトを活用して、忍耐力、継続力を飛躍的にアップさせてください。
結果として、あなたの才能も心も研ぎ澄まされることになり、夢もグッと近づいてきますよ。
森繁 久彌さんのこんな名言もありました。
結局失敗を恐れず、忍耐に忍耐を重ね、どん底からはい上がってくるなかで人間は鍛えられてくる。
森繁 久彌の名言
人情ほど金のかからぬ、しかも心あたたまる行為はない。
森繁 久彌の名言
そんなに大層なことはこの世の中に一つもない。
大概笑ってごまかせることだ。
森繁 久彌の名言
旅人よ、誰にも微笑むがよい、みんな淋しいのだから。
森繁 久彌の名言
音も立てずに時代の歯車は2度3度と廻り、気がつけば(自分は)取り残された様にポツンと生きているのだ。
森繁 久彌の名言
これまでに紹介した森繁 久彌さんの名言です。
(浜本 哲治)
ラジオ東京『ぴよぴよ大学』公開録音で長女とともに解答する森繁(1954年)Wikipediaより