森 毅の名言 Tsuyoshi Mori

森 毅(Tsuyoshi Mori)Amazonより

人生20年。
単純に言えば体の物質も頭の配線も、20年もすればすっかり変わるんやから、20年前のオレは、あれは赤の他人やと思えと。

人生は20年ずつやったら、80年でも4回あるやないの。
4回あったら1回やそこらどうなろうと、まだ次があるやないのという、何かそういうノリね。

森 毅 Tsuyoshi Mori

数学者 評論家 京都大学名誉教授 1928~2010
Wikipedia


人生20年と考えたら、2013年時点で私は3回目のど真ん中でした。
20年の時間があれば、ひとつのことをそれなり追求していくことは出来るでしょう。
ただ過去を振り返ってみても、絶え間なく刻まれる時間の中では、あっと言う間に過ぎ去っていきます。

また人間は期限を設けることで集中力が増してくるものです。
最終回の人生の終わりに目指すもの、10年後、20年後の自分のイメージをしっかりと持っておくことは、充分な時間のようで、あっという間に過ぎ去る時間を有効に活用するには大切なことです。

20年の時間は何かを成し遂げていくには充分な時間ではありますが、やはりあれもこれもを実現するには充分な時間とは言えないでしょう。

どういうスパーンであっても、人間の能力を最大に発揮させるにはエネルギーを一点に集中させることです。
そのためにも過去に縛られることなく、自分の可能性を小さく見ることなく、鮮明な夢に絶えず向かっていくことです。

名言にもあるように、人間の身体は物理的にはある期間でほぼすっかり細胞は入れ替わり、別人になっています。
昨日まで出来なかったことが、一晩睡眠で熟成されて、今日には出来るようになっていることは当たり前に起こっていることです。

それだけの勢いで生まれ替わっている身体を、過去や経験などに縛られた思いで解き放てないようになっていると、当然自分自身の進化も感じられません。

生まれたばかりの赤ちゃんが成人する時間の進化は、0歳から20歳では見た目の成長でも分かりますが、その後は見た目は変わらなくても、チャレンジに応じてさらに加速して進化していきます。

特に脳は思考や習慣に邪魔されなければ、未知の領域が多いだけに無限に進化していくと考えてもいいでしょう。

もちろんチャレンジによる刺激は脳にも身体にも必要不可欠ですね。

人間の進化が止まるのは、物理的な要因より思いの影響です。

どうぞ日々生まれ変わっている、進化しているあなた自身を信じてあげて、今と未来にしか生きられませんから、明確な期限付きの夢を見据えてチャレンジし続けてください。

森 毅さんのこんな名言もありました。

分からんことを楽しむのも、立派な能力です。

森 毅の名言

ハミダシを許さない集団なんてのはかなわない。
いつまでも気楽に仲間から脱落できて、気が変わればまたいつでも仲間に戻れる、これがよい集団というものである。

森 毅の名言

国民は『支持率が90%になったら、こうすべきだ』などとむきななってはいかん。
多数派が得する世の中はよくない。
『少数派はおもろいで』という方が良い世の中になる。

森 毅の名言

確かに僕はずぼらだったけれど、先生がぶざまな姿を生徒に見せることも大事なんだよ。

森 毅の名言

何を選んでも、完璧な幸福というわけにはいかない。

森 毅の名言

集団にいると「安心」はできるが「安全」ではない。

森 毅の名言

数学科なんて入りやすいほうだった。

森 毅の名言

心の座標軸を動かしてみよう。
そしたらもっと自由に柔軟な発想で考えることができ、楽しく心豊かに過ごせるかもしれない。

森 毅の名言


これまでに紹介した森 毅さんの名言です。

(浜本 哲治)

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