熊沢 蕃山の名言 Banzan Kumazawa

熊沢 蕃山(Banzan Kumazawa)Wikipediaより

よく学ぶ者は人の非を咎むるに暇あらず。

熊沢 蕃山 Banzan Kumazawa

江戸時代初期の陽明学者 1619〜1691
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人間は自ら気づきを得ない限り言動を変えられないものです。

また気づいても、習慣になっている言動を変えることは大きなストレスを感じ、エネルギーが必要になります。

一時的に説得されて言動を変えても、心底、納得できないことは変わっていきません。

また自分自身で気づいていても、否定されると頑なになってしまうものです。

そういう言動ですから、その言動に感情的になって咎めたり、無理に矯正しようとしてもあまり意味はありません。

それよりもまずは自分自身の感情に触れることですから、自分の範疇を超えているわけなので大いに学ぶ材料としていくことですね。

価値観のひとつを学んだり、なぜそうなるのか、なったのかを吟味してみることです。

もし伝えたことが伝わっていないのであれば、自分の伝え方に問題があることが学べます。

価値観や物事、言動の捉え方も学べることが大です。

言動や現象には必ず原因があります。
それを学ぶことが自分自身の進化に繋がっていきます。

進化した自分自身が遭遇する言動や現象もまた違ってきますから、周りや誰かを変えようとする前に自分自身が進化することにチャレンジすることですね。

そしてもし伝えたいことがあれば心を開いて、求めている時に気づきを得られるようにすることでしょう。

子どもや家族であっても同じです。
常にコントロール可能なのは自分自身だけですから、ひたすら因は我にありと心して自分の成長、進化を目指していくことです。

納得できないものを納得できないように説得したり、感情や価値観を押し付けることに多くのエネルギーを使っているケースは多いものです。

そこに囚われて、あなたの素晴らしい才能の進化の歩みを止めないことです。

熊沢 蕃山さんのこんな名言もありました。

我は我、人は人にてよく候。

熊沢 蕃山の名言

死生は昼夜の道なり、何をか好み何をか悪まん。

熊沢 蕃山の名言

名利の人、これを小人という。

熊沢 蕃山の名言

世の中に何も迹を残さず、名も残さずに終わりたい。

熊沢 蕃山の名言

うきことの猶この上に積もれかし、限りある身の力ためさん。

熊沢 蕃山の名言


これまでに紹介した熊沢 蕃山さんの名言です。

(浜本 哲治)

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