イグナツィ・パデレフスキの名言 Ignacy Jan Paderewski

イグナツィ・パデレフスキ(Ignacy Jan Paderewski)Wikipediaより

練習を一日休むと自分にわかる。
二日休むと批評家にわかる。
三日休むと聴衆にわかる。

イグナツィ・パデレフスキ Ignacy Jan Paderewski

ポーランドのピアニスト 作曲家 政治家 ポーランド共和国元首相 1860~1941
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


以前、5代目 市川團十郎さんの言葉を紹介しました。

一日稽古を怠れば、自分が下手になったと思う。
二日稽古を怠れば、相手役に下手がわかってしまう。
三日稽古を怠れば、贔屓筋に下手がわかる。
その段階で、レッテルを張り替えることは、並大抵のことではない。

5代目 市川 團十郎(いちかわ だんじゅうろう Danjuro Ichikawa 5th)
(歌舞伎役者 1741~1806)

https://meigen.pt-hamamoto.biz/index.php?297


どの分野でもチャレンジを毎日続けることは本当に大切なことですね。

アスリートの世界にも「一日休むと、取り戻すのに三日かかる。」という言葉があるように、実現したい夢や、ものにしたいものを最短で実現していくためには、毎日継続することは必須です。

1日で3日分後退することを考えれば、時間の経過とともにその差は大きくなっていきますね。

心理学でも「10年の法則」や「10,000時間の法則」と言われているものがありますが、あらゆる分野で熟練した技能を身につけるには、10年または、10,000時間の「考え抜かれた訓練」チャレンジが必要だと言われています。

「考え抜かれた訓練」でもわかるように、単に同じことを繰り返すだけでは現状維持が精一杯ですから、先に進んでいくには、昨日を超えるチャレンジを積み重ねていくことが必要です。

もちろんやらされてやることや、嫌々やることでは、なかなか能力は進化していきませんし、さらに言えば自らやることでも「やらなきゃ。」と感じる気持ちと「やりたい。」では能力の進化に大きな差が出てきます。

また続けるためにチャレンジをセーブするのも、エネルギーの波がある自然界では好ましくない続け方ですね。

好不調の波は必ず出てくるものですから、その時の精一杯のチャレンジを重ねていくことです。

ただ能力の熟成には、睡眠が身体を動かすチャレンジと同等以上に大切な要素になりますから、睡眠時間を削ってまでチャレンジすることは、能力の進化にも継続することにも逆効果になります。

また睡眠時間を効果的に活用することで、10年や10,000時間の距離をより早く到達させることにもなります。

夢の実現のために、毎日の継続は大切ですが、継続させようとするよりは、人間の脳のメカニズムからしても、日々進化を感じられるところまでチャレンジして、さらなる進化を楽しみにできるようにして自然に続いていくようにしていくことでしょう。

もちろん続けられることをやることや、夢を明確にすることは必須のことですが「続けなきゃ。」という思いがよぎることは、最高のチャレンジにはなっていきませんからね。

ほんの僅かな進化でもいいんです。
周りの誰にも気づかれないような進化でも、あなたが感じてあげれば、脳は歓んでさらに先への追求を要求してきます。

どうぞあなたの素晴らしい才能を、チャレンジの結果起こる出来事より、自分自身の進化を歓ぶ脳の特性を理解してあげて、特に寝ている間に活躍してくれる、あなたの潜在領域も存分に活用してチャレンジし続けることや進化を実現していってください。

(浜本 哲治)

ウォーク・オブ・フェームにあるパデレフスキの星 Wikipediaより
ウォーク・オブ・フェームにあるパデレフスキの星 Wikipediaより

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