クリント・イーストウッドの名言 Clint Eastwood

クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)Wikipediaより

悲観的見方は好きじゃない。
思い通りに行かなくても先へ進もう。
雨になると思ったら、本当に雨が降るものなんだ。

クリント・イーストウッド Clint Eastwood

米国の映画俳優 映画監督 1930〜
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人生はその大半が思い通りにいかないことでしょう。
8割方そうだと思っていた方がいいですね。

それでも心折れずに夢を目指し続けた人が、夢を実現できる人でしょう。

ここが大切なところですね。

誰よりもたくさんヒットを打ったイチローさんは、同時に誰よりもたくさんの凡打を体験しています。

いちいち凡打に心折れていては、偉業に到達することはありませんね。

10回の真剣なチャレンジで、上手くいくことがせいぜい2回です。

もちろんいい加減なチャレンジの数だけを増やしても、上手くいく確率は下がるばかりですから意味のないことですが。

20回の上手くいくことを手に入れたければ、少なくとも80回は上手くいかないことを体験しなければ辿り着けません。

もちろんいつも10回に2回上手くいくわけではありませんから、実際にはもっと多くの上手くいかないことに遭遇することになりますね。

夢の実現は、どれだけの人に幸せを届けられるかですから。
例えば100人の人に届けようと思えば、400人には届かない経験をすることになります。

届かない人や届かないことに、そのたびに心乱されていては、とても100人の届く人に出会うまでチャレンジを続けることは出来ないでしょう。

とは言え上手くいかなかったことを、考えないにすることも違うでしょう。

起こったこと自体や感情に囚われることなく、上手くいかなかったことからいかに多くを学べるかです。

上手くいったことからはそう多くは学べません。

上手く行かせようとチャレンジして、予定通り上手くいくわけですから、そこには大きな歓びはあっても学びはあまりありません。

上手く行かせようとして、上手く行かなかったことの中にこそ、たくさんの学びの材料があります。
言うなれば宝の山ですね。

宝の山を見逃してはいけません。

どんなに当たり前に出来ることでも、自分で出来ないと思ってしまったら、出来なくなることは日常の中でも数多く経験することですね。

ただでさえ圧倒的に上手くいかないことが多いのが当たり前の自然界ですから、遭遇する出来事自体や感情に囚われていては、その思いが揺らいでしまうのも当然です。

2割の確率で上手くいくことが、上手くいかないことでそのたびに凹んでいては、確率すらも下がってくるのは至極当然のことです。

心がフォーカスしていることに引きずられていくこと、また思いのエネルギーに共鳴したことを引き寄せてくる自然界の法則からしても、雨を思えば雨になる。は自然の原理ですね。

どうぞ多く遭遇する上手くいかないことに振り回されることなく、自然界では当たり前のことと認識して、あなたの素晴らしい才能を埋もれさせないでください。

偉業に到達した人にも、誰にでもこの自然界の法則は同じように適用されています。
能力の差ではなく、それをどう捉えるかという、ほんの小さな差が大きな違いを生み出していることを、ぜひあなたのチャレンジに活かしてください。

これまでに紹介したクリント・イーストウッドさんの名言です。

(浜本 哲治)

『夕陽のガンマン』出演時のイーストウッド Wikipediaより
『夕陽のガンマン』出演時のイーストウッド Wikipediaより

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