石川 啄木の名言 Takuboku Ishikawa

石川 啄木(Takuboku Ishikawa)Wikipediaより

必要は最も確実なる理想である。

石川 啄木 Takuboku Ishikawa

明治の歌人 詩人 1886~1912
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


必要は発明の母とも言われますが、才能を追求していく方向や、夢の設定に大きく関わってくることでしょう。

これまでの多くの偉大な事業や発明、創造は必要と感じるものからスタートしています。

自分自身が不便していること、誰かが困っていることに役立つこと、誰かが幸せを感じられることを追求した先に夢の実現もあります。

ただこれからは人間の便利さなどだけを追求しても、なかなか上手く実現していかないでしょう。

不便さと不自然さを解消していく方向、自然との共生も追求する方向を夢の実現に入れていくことです。

いつの時代もそうですが、必要性を気づいていないことも多く、それを気づかせることも創造していくことには大切でしょう。

あなたが不便や不自然を感じていることは、必ず多くの人が感じていたり、気づけば感じてしまうものです。

誰か一人が困っていることは、必ず他にも多くの人が困っていたり、これから困ることになるものです。

誰かが幸せを感じられることは、世界中の多くの人が幸せを感じてくれるものです。

あなたの才能を追求していくことで、そういう不便や不自然、困ったこと、幸せを届けることにどう役立てていくか。

これが目指すべき夢になるでしょう。

才能を単に自己満足だけで終わらせていては、せっかくの素晴らしいあなたの才能がもったいないですし、多くの人の幸せを奪うことにもなりかねません。

自分では誰かを幸せにするようなことではないと感じていることでも、あなたにしか出来ないことは必ずそれを必要としてくれる人はいます。

また実際に届けてみなければ、あなたの才能を追求していく方向も見えてきません。

人間はすぐに、それで生きていけるか、ビジネス、商売になるかという観点で考えがちですが、誰かの役に立ち多くの人の役に立つようになれば自然界では生かされるものです。

打算から入っていくと才能の追求する方向を誤り、多くの人の幸せを実現することも難しいものになっていきます。

どうぞ自然界で生かされる、目指すべき夢を難しいものにしないでください。

誰か一人を幸せに出来る、あなたの才能や才能が生み出したものを必要としてくれる、一人でも多くの人に届けることです。

一人の人を幸せに出来るレベルまで磨き込まれた才能は、もちろんさらに追求は必要ですが、世界に70億人の人がいますから、自然界の20:80の法則からすると14億人の人が必要としてくれるでしょう。

一人二人に届かなかったからと言って気にすることはありません。

必要としてくれる人たちにいかに届けていくか。
個人を結ぶ情報のインフラが整備されてきた現代です。
あなたの才能を必要としてくれる人に届けるのも、いくらでも方法がありますね。

どうぞあなたの才能を眠らせないでください。
そして具体的に動いてチャレンジしてください。

一人の笑顔から一人でも多くの笑顔を創り出していくのがあなたの夢です。

純粋にその夢を目指している限り諦める必要もありませんし、ストレスとは無用の世界です。
そしてあなたも幸せに生かされていきます。

これまでに紹介した石川 啄木さんの名言です。

(浜本 哲治)

盛岡市内に残る「啄木新婚の家」Wikipediaより
盛岡市内に残る「啄木新婚の家」Wikipediaより

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