ピエール・コルネイユの名言 Pierre Corneille

ピエール・コルネイユ(Pierre Corneille)Wikipediaより

嘘をついた途端に、良い記憶力が必要になる。

ピエール・コルネイユ Pierre Corneille

フランスの劇作家 1606~1684
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


これは嘘に限らず、自分らしくないことをしてしまっても同じことが言えるでしょう。

人間の脳は、覚えておかなければならないというストレスに非常に弱いものです。

また潜在領域の情報を引き出すにも、思考を手放すことが大切になりますから、思考領域を複雑にして情報を溢れさせることは、本来の能力を発揮することの妨げになります。

ただでさえ思考は小さな領域の作業ですし、すぐに使える記憶をしなければいけないことはたくさんありますから、出来るだけ思考を働かせたり、余計な記憶をさせることはシンプルに少なくしていくことですね。

スケジュール、やるべきことなどや、特に記憶する必要もなく調べればいいことなどは、脳の思考領域を使わないことです。

それよりももっと潜在領域の容量や情報を信じて、いつでも引き出せるように脳のトレーニングをしていった方がいいでしょう。

本来の自分でないこと、心と一致していないことをやることは、それだけでも大きなストレスになりますが、それに加えて思考に余計な働きを要求することになり、ますます自分が本来発揮すべき能力から遠ざかることになります。

人間の脳は世界一のコンピューターより遥かに容量もあり、処理速度なども高性能ですが、その機能を余計なものを入れることで鈍らせてはいけませんね。

もっともっとあなたの素晴らしい脳は、あなたの大切な夢の実現のために働いてもらうことです。

思考は変なストレスに弱い脳のために、そういうストレスを与えないようにもっと使うことです。

どうぞ、嘘はもちろんのことですが、あなたらしくないこと、心に悖ることなどを極力避ける方法や、心、意識を向けるべき先を思考で考えてください。

余計なものを溜め込まず、削ぎ落としていくだけで、さらにあなたの脳は軽快に働き、存分に能力を発揮してくれるようになりますよ。

これまでに紹介したピエール・コルネイユさんの名言です。

(浜本 哲治)

LINEで送る