井原 西鶴の名言 Saikaku Ihara

井原 西鶴(Saikaku Ihara)Wikipediaより

憂うる者は富貴にして憂い、楽しむ者は貧にして楽しむ。

井原 西鶴 Saikaku Ihara

江戸時代の浮世草子 人形浄瑠璃作者 俳人 1642~1693
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


これまで人間界は一種の妄想に取り憑かれてきました。
今もまだその妄想を抱いているのかもしれません。

富や名声を得られれば、また夢が実現すれば幸せになれるという妄想ですね。

これらを得たからといって幸せになれるのではないことにそろそろ気づいて、ライフスタイルを変えていかないと、争いも病もなくなっていかないでしょうし、未来の子どもたちに自然界の中で生かされる人間界を残していくことが難しくなっていくでしょう。

幸せを感じられるのは、どこまで行ってもその時々の今でしかありません。

今に幸せを感じられない人は、例えどんな富や名声を手に入れたとしても、やはりその時の中で不幸せの種子を見つけて幸せだと感じることはないでしょう。

もちろん人生を彷徨っていては今に幸せを感じられることもありません。

人間が、人間の脳が本来最も歓び幸せを感じられるのは、外的要因ではなく自分自身の成長、進化を感じられることです。

そのためには心と思考が一致した本来の夢を目指してチャレンジしていくことです。
思考で無理に幸せを感じようとする必要もありません。

それよりは本来の夢に向けてチャレンジを始めていけば、自身の成長、進化をすぐに感じられて幸せ感は自然と満ちてきます。

自然界で目指すべき本来の夢にチャレンジしている限り、必要なものは結果として与えられますし、何よりも結果や与えられるものは関係なしに、歓びや幸せを感じることをさらに追求していくことになるでしょう。

本来人間も植物たちのように、日々大きな充実感、歓び、幸せに包まれて過ごしていくことができるものです。

それを本質を見失い、自ら創り出した価値観に苛まれ、負のスパイラルにはまってしまって、求め追求するほど幸福感に辿り着けない世界にしてしまっています。

自然界で生きるものには、生きる糧になりますから尽きない欲はあります。

この欲を向ける先を人間界は見誤っていると言えるでしょう。

どうぞ、すぐにでもできる負のスパイラルを断ち切るライフスタイルや価値観の見直しをして、あなたの欲を本来の夢の実現やあなた自身、あなたの才能の進化に向けてください。

今がどんな状況であれすぐにでも実践できて、自然に満ちてくる充実感や幸福感を感じられるようになりますよ。

(浜本 哲治)

一昼夜独吟4000句を成し遂げた生國魂神社(大阪市天王寺区)Wikipediaより
一昼夜独吟4000句を成し遂げた生國魂神社(大阪市天王寺区)Wikipediaより

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