金子 みすゞの名言 Misuzu Kaneko

金子 みすゞ(Misuzu Kaneko)Wikipediaより

『星とたんぽぽ』

青いお空のそこふかく、海の小石のそのように、夜がくるまでしずんでる、昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。

ちってすがれたたんぽぽの、かわらのすきに、だァまって、春のくるまでかくれてる、つよいその根はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。

金子 みすゞ Misuzu Kaneko

童謡詩人 1903〜1930
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人間は 、特に現代人は科学至上主義の影響でしょうか、目に見えるもの現象などだけに囚われ過ぎていますね。

そして見えないものは、一括りにして飛躍しすぎた、それこそ荒唐無稽に近いものにしてしまっている傾向にあります。

もっと現実的な自由にコントロールできる、目には見えないものの存在があることを認識、体感して現実に活用していくことです。

見えないもの、今の人間の科学では検知できないものでその存在が認識できるものは、いかに当たり前に人生に役立てていくかを実践していくことですね。

新たな発見、創造は、誰かひとりの発見、創造から広がることもありますが、逆に多くの人の当たり前にしていくことでその解明が進むこともあるでしょう。

人間の物質のミクロの認識の限界は10のマイナス26乗cmだと言われていますが、もちろんこの解明はどんどん進んでいくでしょうが、まだ解明できていないからその先は無の世界になるかといえばそんなことはあり得ません。

人間には認識できないだけで、その先にもさらに小さな物質は存在するでしょう。
その存在を私たちは日常の中で当たり前に感じています。
見えないものでも、確実に存在するものはあります。

言葉にエネルギーがあること、思いや意識にエネルギーがあることなどもそうですね。
潜在領域の存在などもそうです。

こういうものを思考でないものとしたり、手の届かないものにしてしまうことは本当にもったいないことです。

実際にそこにあるものでも、それをあるとして活動するのと、ないものとして活動するのとでは明らかに違いが出てきます。

あるものはあるものとして、それをどう使うかを考えていくことです。
そこから新たな発見や進化は見えてきます。

目に見えるものをどう使うかは解明が進んでいますから、誰にでも当たり前にできることです。

見えないものをいかに掘り起こして、人生や夢の実現、才能の開発に活用していくか、これこそが人生の愉しみ、醍醐味ですね。

まずはあるものと体感、認識していかなければ活用は進んでいきません。

日常の中からぜひ全ての存在にあるエネルギー、あなた自身の脳の潜在領域、能力などを感じ取ってください。

本当は常に感じさせてくれていることなのですが、ふとした瞬間にそれらは気づかせ、感じさせてくれますよ。

これまでに紹介した金子 みすゞさんの名言です。

(浜本 哲治)

 生家跡に建てられた金子みすゞ記念館 Wikipediaより
生家跡に建てられた金子みすゞ記念館 Wikipediaより

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