ムスティスラフ・ロストロポーヴィチの名言 Mstislav Rostropovich

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Mstislav Rostropovich)Wikipediaより

目的がはっきりしていると、恐いものはないんですよ。

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ Mstislav Rostropovich

アゼルバイジャン出身のチェリスト 指揮者 1927〜2007
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


目指すものが明確になるほど、起こす行動も的が絞れて洗練されてきます。

これは日常の生活の中で無意識にでも実践していることなのですが、夢や思いの実現になるとこれができなくなっているケースが多いですね。

具体的に動き出すのは、例えば行く場所と辿り着く時間が明確になっているからできることです。

あの辺りにできればいきたくて、このくらいの時間までに着けたらいいなあ。というような場所や時間の設定では、たぶんそこに行くことはないでしょう。

目の前に次々に現れる対処しなければならないことに追われて、いつしか行くこと、行きたかったことさえ忘れてしまうことになるでしょう。

ピンポイントの場所と時間にどうしても行きたい、行く必要があるからこそ、目の前に様々なことが現れても、後回しにしてでも行くことを優先して辿り着くことが実現していくものです。

1年後、10年後、人生のゴールの瞬間にどこにいるのか。

これがピンポイントで設定できている人はブレることがありません。

夢の実現も日常生活の延長です。
その真髄は全て日常の中にあります。

思考でややこしく複雑にしてしまわないことです。
思考が加わるほどに、複雑になるほどに、夢の実現も日常の実現も難しくなると心しておくことですね。

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチさんのこんな名言もあります。

弾く前にイメージしなきゃ。
弾く前こそ、音楽を創る瞬間なんだ。

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチの名言


夢の実現は未来の現実です。

人間の脳はイメージしたものを実現していこうとしますが、未来のまだ実現していない現実は、今イメージするしかありません。

今のイメージが未来を創ります。

そのイメージが明確であるほど、ピンポイントの場所と時間であるほど未来は確実に創られていきます。

夢の実現に悩む人の多くは、不明確で複雑に考え過ぎています。

どうぞ未知が現実になっていくシンプルなメカニズムを存分に活用して、夢の実現に役立ててください。

(浜本 哲治)

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチとモスクワの彼のファン Wikipediaより
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチとモスクワの彼のファン Wikipediaより

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