ロレンツォ・デ・メディチの名言 Lorenzo de' Medici

ロレンツォ・デ・メディチ(Lorenzo de' Medici)Wikipediaより

人はいつ死ぬかわからない。
朝起きて今日も命があったと思う。
だから、今日、精一杯生きる。

ロレンツォ・デ・メディチ Lorenzo de' Medici

イタリアフィレンツェのルネサンス期におけるメディチ家最盛時の当主 1449〜1492
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


毎朝目が覚めることが奇跡です。
ほんの僅かな違い、例えば何かが微量足りないだけで生きていけなくなるのが人間の身体です。

そんな繊細な身体のメカニズムを、脳は絶妙なバランスを保って生かしています。

自然界の変化などをキャッチしながら、脳はバランスを保っていますから、脳が繋がっている自然に生を与えられていることになります。

その奇跡を感じながら過ごすのとそうでないのとでは、大きな違いが出てくるでしょう。

同じ一日の時間を過ごすにも、その中身の濃さが違ってきます。

過去も未来も全てが、今をどう生きるか次第です。

明日はあるかどうか誰にもわかりません。
確かに言えることは、今日も目覚めて生を与えられているということだけです。

夢を実現させるためにも期限を意識することは非常に大切なことです。

寿命を感じることで、同じ一日が何倍にも濃くなっていきます。

アスリートなどにもアスリートとしての寿命があります。
それを意識することで、能力を燃やし尽くすことも、少しでもより高みに到達することもできます。

永遠に与えられる時間は誰にもなく、時間は一秒一秒命を削っていることになるのですが、それを意識できずに、なんとなく過ごす時間が多くなっていることはあります。

時間を与えられることは奇跡であり、その時間は命そのものであることは常に心しておきたいですね。

一方で、奇跡的なことが当たり前に日常的に起こるのが自然界です。

奇跡的なことが起こるからこそ、夢が実現していくと言ってもいいでしょう。

そしてその奇跡的なことを起こすためには、奇跡を起こす思いを持ち、奇跡が起こるチャレンジをし続けることです。

まだ見ぬ奇跡が起こると信じることができるかどうか、確信を持てるかどうかですね。

どうも奇跡に対する思いや行動は逆パターンに陥って、全てが上手く循環していっていないケースが多いのかもしれません。

与えられる限りある時間を、当たり前のこと、永遠にあるもののように捉えて時間を無駄に費やし、どこまでも深く、例え人生の全ての時間を費やしても、辿り着けない奇跡の可能性が存在することは信じられずに、自信を持てずにいること。

奇跡の時間は命と捉え、奇跡が起こる可能性は当たり前と捉える。

こういう発想、実践が全ての言動から滲み出てくれば、今はどんどん変化、進化していくでしょう。

明日があるとは思わないこと。
無限の可能性があることを確信すること。

どうぞ発想を少し変えて、あなたの素晴らしい才能のポテンシャルを少しでも多く引き出していってください。

(浜本 哲治)

ロレンツォ・デ・メディチ―ルネサンス期フィレンツェ社会における個人の形成

ロレンツォ・デ・メディチの署名 Wikipediaより
ロレンツォ・デ・メディチの署名 Wikipediaより

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