アレクシ・ド・トクヴィルの名言 Alexis-Charles-Henri Clérel de Tocqueville

アレクシ・ド・トクヴィル(Alexis-Charles-Henri Clérel de Tocqueville)Wikipediaより

生きて活動し生産するものは全て、どんなに新しく見えても、新しさの背後には古い起源を有しているものである。

アレクシ・ド・トクヴィル Alexis-Charles-Henri Clérel de Tocqueville

フランス人の政治思想家 1805〜1859
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


自然界の創造は全てがすでに存在するものの組み合わせです。

人間が何かを新たに生み出すことはできませんから、自然界にあるものを組み合わせるしかありません。

こういう部分でも、この言葉にあるようなことが言えるかもしれませんね。

ただ人間が見つけだしている自然界に存在するものは、全てのごくごく限られた一部だけで、まだまだ膨大な未知のものが自然界には眠っています。

また全ての組み合わせが、全てのタイミングで試されることはなく、創造の可能性は無限にあります。

また創造物や才能などもそうですが、深く追求していくと自然界のシンプルなルールに沿って追求していくことが、最も洗練されどこまでも深く掘り下げられることがわかります。

そしてその方向に追求していってシンプルに洗練していくことが、より多くの人の幸せの実現に役立つこともわかります。

追求していく入り口や追求する人が違えば、そのシンプルなルールに向けて追求しても、同じものになることはないのですが、目指す本質は同じような方向にはなるでしょう。

そういう自然界の基本的なルールが背景にあるので、古いものに起源があるように感じられることもありますね。

古さというより本質、真理、根源と言った方がいいと思いますが、それを感じられることは本質、真理に向けての追求ができている可能性が非常に高いですから素晴らしいことです。

そしてその方向へ深く追求していくことの中にこそ、素晴らしい発見や創造があるものです。

どうぞ旧くて新しい創造を目指して、あなたの夢、才能をシンプルな自然の摂理、根源に向けて研ぎ澄ましていってください。

目新しさが、新たな創造を生み出す方向では決してないことを心しておいてください。

(浜本 哲治)

アレクシ・ド・トクヴィルのカリカチュア 1849年 Wikipediaより
アレクシ・ド・トクヴィルのカリカチュア 1849年 Wikipediaより

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