レイチェル・カーソンの名言 Rachel Louise Carson

レイチェル・カーソン(Rachel Louise Carson)Wikipediaより

「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない。

レイチェル・カーソン Rachel Louise Carson

米国の生物学者 1960年代に環境問題を告発した 1907〜1964
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


知ることは多くの場合、人間が解明できていることを、また五感で感じられるものを知識として知ることを指しますね。

しかし自然界に存在するもので、人間が解明できているものはごく僅かなものでしかありませんから、知識として知り得ることにも限界があります。

地球上に存在する生き物だけでも、人間が確認できているのは1割ほどだと言われています。

人間にとって、まだまだ未知の領域ばかりが存在するのが自然界ですね。

これは人間の内側に関しても同じですね。
自分のことでさえ全てがわからないどころか、知らない部分の方が圧倒的に多いでしょう。

才能、能力に関してもそうですね。
顕在化している能力は全体の数パーセント程度でしょう。

まだまだ自分自身にも認識できていない能力が、無限に人間一人ひとりの中に存在します。

自然界に、また自分の内部に未知の領域があるということは、人間界では知識になり得ていないということですから、それは思考で考えても理解できないわけですね、まさに感じ取っていくしかありません。

また未知の領域を開拓して知識としていくにも、感じ取れる能力が大切になりますね。

そして特に自然が何かを感じ取る能力は、非常に大切なものになるでしょう。

人間もどんな生き物もそうですが、知識として知るだけではあまり意味のないことです。

知識は、知ったことは行動に起こせて初めて知識と言えるでしょう。
そのためには体感していくこと、感じることが重要になりますね。

未知の潜在能力も、その存在を知っただけでは意味がありません。
それを自在に使えるようになってこそ、知ったことが価値のあることになりますね。

自然が何かや自然環境がどうなっているかも、知識として持っているだけでは意味はありません。
その知識を具体的な行動に落とし込めて、初めてその知ったことが活きてきます。

またチャレンジした結果、どんな変化、進化が実現したかも、その僅かな変化を感じ取ることが大切になります。

感じ取れるかどうかで、明らかに次へのアクションが違ってきますからね。

どうぞあなたの素晴らしい才能、能力の進化のために、そしてその結果としてもたらされる夢の実現のために感じる能力を研ぎ澄ましてください。

自然界との共生にも必須ですね。

レイチェル・カーソンさんの名言です。

地球の美しさと神秘を感じ取れる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることは決してないでしょう。

レイチェル・カーソンの名言

世界中の子供に、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー、神秘や不思議さに目を見張る感性」を授けてほしい。

レイチェル・カーソンの名言

自然界の保全について、われわれが慎重を欠いていた事を未来の世代は決して許さぬだろう。

レイチェル・カーソンの名言


人類はここ数十年で、過去数百年、数千年分の自然破壊を成し遂げていると言われています。

このまま進んでいけば、未来に美しい地球を残すどころか、自然淘汰の方が先に起こるでしょうから、人類の存続さえ危ういかもしれません。

一旦自然が大きく動きだしてしまっては、人間にはもうどうすることもできません。
それ以前に行動を変えていくにも、自然の声や変化を感じ取る能力が必要ですね。

未来は今の行動で創られます。
今のためだけの今ではないことを肝に銘じて、未来を感じ、今を感じてください。
自然を自然界を感じてください。

あなたの一挙手一投足は、未来の子どもたちのためでもあることをどうぞお忘れなく。

(浜本 哲治)

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