レジナルド・フェッセンデンの名言 Reginald Aubrey Fessenden

レジナルド・フェッセンデン(Reginald Aubrey Fessenden)Wikipediaより

発明家とは、実用化される5年前に需要の可能性を見出すことができる者である。

レジナルド・フェッセンデン Reginald Aubrey Fessenden

カナダの発明家 ラジオ放送の父 1866〜1932
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


これはまさに思考の領域ではなく、思感の領域で感じ取るものでしょう。

思考は過去の経験や知識の影響を多分に受けていて、それに囚われ、縛られていることが多いので、なかなか新たな創造、発見には向かっていきません。

また思考で創造や発見をしようとすることにも無理があります。
もちろん囚われや縛られもありますが、圧倒的にストックされている情報が少なく、情報や知識の融合、組み合わせの可能性を見つけだすにも狭量すぎます。

また思考領域では外との繋がりもありませんから、これも可能性を狭めることになりますし、察知や予知の能力を発揮できる可能性も極めて低いと言えるでしょう。

これまでであれば人間界の不便や不都合を感じてみると、どういうものが必要ななるか。
また人間界のエネルギーの流れを察知すれば、どんな方向に流れていくかを感じることはできました。

ただ現在は、その流れの先にあるものを考えて創造、発見をしていく必要があるでしょう。

人間は自分たちが自然界の支配者だという幻想を抱き、これまで人間のことだけを考え、我がもの顏でやってきましたが、その進む先にあるものが明らかになっていますから、これまでの延長線上で創造や発見をしていっても、あまり意味や価値のあることにはなっていかないでしょう。

いずれにしても、今を追いかけていては創造や発明、発見だけでなく、夢の実現や才能、能力の進化もままなりません。

5年後、10年後にどうなっているのか、どうなっていたいのかを考えるのではなく、感じてみることですね。

人間は物などを創ることで安易に便利さを追求してきましたが、人間自身の能力もまだまだ無限に進化の余地があります。

まずはそちらの進化を目指して創造、発見、発明に着手していくことも、実際に実現していくには大切な要因になるでしょう。

あなたにしか創造できないこと、発明、発見できないことがたくさんあります。

もちろんあなたが発見しなくても、誰かがいつか発見することにはなるかもしれませんが、あなたが最短距離にいるものが必ずあります。

あなたの得意なこと、好きなこと、飽きずにどこまでも追求できることと、あなたの個性が合わさって、それは掘り起こされていきます。

ぜひあなたの素晴らしい才能、能力で時空を超える創造、発見、発明をしてください。

それは物である必要はありません。
発想でも、言葉でもいいでしょう。

特に未来の子どもたちのために、少なくとも今以上に素晴らしい地球にして、ワクワクと夢と期待を持てて、自然界本来の愉しいばかりの世界を遺すための創造、発見、発明は、今を生きるあなたにしかできませんし、あなたに発見されるのを待っているものが、たくさんあることが間違いのないことだけは覚えておいてください。

あなたが今感じていること、追求していることをどこまでも突き詰めていけば、きっと巡り逢えますよ。

(浜本 哲治)

回転式火花送信機(ブラントロック、1906年)Wikipediaより
回転式火花送信機(ブラントロック、1906年)Wikipediaより

LINEで送る