平塚 らいてうの名言 Raicho Hiratsuka

平塚 らいてう(Raicho Hiratsuka)Wikipediaより

元始、女性は実に太陽であった。
真心の人であった。
今、女性は月である。
他によって生き、他の光によって輝き、病人のような蒼白い顔の月である。

平塚 らいてう Raicho Hiratsuka

思想家 評論家 作家 フェミニスト 女性解放運動 婦人運動の指導者 1886〜1971
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


男性だから、女性だからこうでなければならない。という型にはめた発想は、性別に関わらず、あらゆることの中に設けてしまおうとするのが人間界かもしれませんね。

これは、可能性を狭めることになる大きな要因でしょう。

実際に性でさえ、単純にふたつに分けられるものではないことは認識できてきていることです。

違いは個性があるだけで、それ以外のことでこうあるべきと決めることは非常に不自然なことでしょう。

また人も自然界のあらゆる存在も、太陽にもなり月にもなり得るものです。
それでこそ、自然界の自然な循環を享受できるものです。

自然界での夢の実現が誰かの幸せ、夢を実現していくことですから、まさにそういうものですね。

自分が輝き人を輝かせる。
その誰かに届いた輝きで、また自らも輝きを増すことができます。

自然界には、ひとつとして同じものは存在しません。
人間は他と同じことで安心する傾向にもありますが、それは非常に不自然なことです。
同じを求めることも不自然ですね。

世界にたったひとつしかないあなたの個性を、たったひとりしかいないあなたのらしさ、個性をどこまでも輝かせることを追求してください。

人間界の差別や排除は、一人ひとりの中にあるものが投影されていますが、そろそろ人間界も、全ての個性を尊重していく世界に進化していかないと、様々な問題も解決していかないでしょうし、自然界の先輩たちの域に近づいていけません。

特に排除の論理は、個々人の中に知らず知らずのうちに深く根強く浸透していて、それが様々なところで現れて、全体の流れを創ってしまっています。

たぶん、例えば作物を育てることをやろうとすると、十中八九は排除の論理で育ててしまうでしょう。

それが普通だと考えている人が大半で、たぶん何の疑問も持たずにやるのですが、それと同じように、あらゆる場面で人間には自覚もなく排除してしまうことが浸透しています。

元々そうであったとは考え難いことですから、長い時間の中で創られたものと言えるでしょう。

人間界が進化していくために、乗り越えたり手放したりしていく必要のあることはたくさんあります。

その基準にしていくのは、自然かどうかです。
自然界の基本ルールに沿っているかどうかです。

色んな不自然を手放していくと本当に身軽になります。
雁字搦めに縛られていたものから解放されて、色んなものの真髄や本質も見えてきたり、感じることができるでしょう。

ぜひ、本当に多い不自然な囚われからあなたを解放して、自然界の本当の愉しみを味わえる人生にしていってください。

(浜本 哲治)

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