アルフレート・ヴェーゲナーの名言 Alfred Lothar Wegener
何故大陸移動説を思いついたかといえば。
もともと1枚の新聞であった証拠には、断面同士が裂け目でつながるではないか。
アルフレート・ヴェーゲナー Alfred Lothar Wegener
大陸移動説を提唱したドイツの気象学者 1880〜1930
自然界の奥深い真相、本質は、まだまだわからないことだらけです。
究極にたどり着けた人もいないでしょう。
ただ、だからこそ誰にでも可能性があり、新たな発見ができ、人間界、自然界の進化に寄与することができます。
地動説と天動説とでは全ての考え方が全く違ってきます。
ただ今当たり前、常識と思われていることでも、それが全て真実とは限りません。
また常に変化し続けている自然界ですから、真実も変化する可能性もありますね。
本質、真実、真相は毎日見ていることの中にも、見方、視点、捉え方を変えてみると、それまで見えていなかったものが見えてくる可能性もあります。
そういう視点は、意外と長く携わっているほどできづらくなるもので、これができなくなると可能性がどんどん狭まっていって、最終的には行き詰まってしまうことになります。
常に同じ風景を新鮮な目で捉え、見ることができるか。
達人の域に到達するためには、どうしても必要な能力、発想でしょう。
そして固定的な見方、捉え方にならないためにも、上手く行かなった組み合わせなども排除することなくストックしていくことです。
また上手く行ったことでも、それで良しとすることなく、さらに進化の余地を追求していくことです。
決して経験や知識が、可能性や視野を狭めるものになってはいけません。
同じ組み合わせでも、タイミングが違うことで別の結果をもたらす可能性もあります。
上手くいった組み合わせでも、次に上手くいくとは限りません。
そして決して完成はありません。
全てがさらに先があると自覚、認識していれば、どんな可能性も排除することなくストックしておけます。
ストックと言っても、思考領域の記憶にストックするのではなく、思感、潜在領域に全てはストックされていますから、閃きなどで思感から出てきたものを思考で決めつけないことが大切です。
可能性を狭めることをしなければ、どんな場面に遭遇しても道を見失うことはないでしょう。
また新鮮さも失わず、新たな発見、創造に遭遇する可能性も、経験、知識が増えるほどに高くなります。
どうぞあなたが追求している分野で、常識だと言われていることなどには、まず疑問を持ってみてください。
その先に新たな発見の種子が、控えている可能性が非常に高いです。
自然界にはあなたとあなたの才能でしか、到達できない領域が必ずありますから、ぜひその境地にたどり着いて、未来の子どもたち、地球の進化のために役立てられる発見、創造をしてください。
(浜本哲治)
『大陸と海洋の起源』第4版(1929)より Wikipedia