井村 荒喜の名言 Koki Imura
人の一生は短いが、事業は尽きることのない永遠のものである。
しかして事業を永遠のものとするためには、日に新たに、絶えず己を更新してゆかねばならないし、日に新たでなければ、楽しみもなければ希望もない。
井村 荒喜 Koki Imura
不二越創業者 1889~1971
Wikipedia
事業も決して永遠のものではありませんが、どこまでも続けていこうとするのであれば、まさに変化し続けていくことですね。
変化させないようにしようとし始めた途端に、動脈硬化を起こしてしまうようになっていきます。
人間の身体のことを考えてみると火を見るより明らかなことですが、どうしても常に変化し続けること、新たに生まれ変わり続けることができなくなってしまうところが、人間界が進化の余地の大いにある部分でしょう。
今あるものにすがってもあまり意味はありません。
同じ細胞ばかりでは、人間の身体もすぐに故障してしまうようになります。
また変わらない方がストレスやエネルギーの浪費が少なくて済むように考えるかもしれませんが、これは逆でしょう。
変化しないようにすることの方が遥かに不自然なストレスは蓄積されていきます。
その瞬間には感じられないかもしれませんが、どんどん蓄積していって限界点、閾値を超えたところで現象としては抑えきれないことが溢れ出てしまいます。
エネルギーも現状維持をさせよう、変化しないようにしようとする方が遥かに大きなエネルギーを浪費することになります。
そして人間の脳は変わらないことにはすぐに飽きてしまいます。
たとえそれが当初どんなに心ときめいたことでも、変化しないことにはいつしか何も感じなくなります。
年初に壁に貼った夢が、いつしか壁のシミ状態になっているのと同じことですね。
あなたの夢にいつまでもチャレンジし続けることも同じです。
日々、夢もチャレンジも新鮮であり続ける工夫が必要です。
夢も進化させ続け、チャレンジも本質に向けて立ち止まることなくどこまでも深く追求していくことです。
その先に永続が見えてきます。
あなたのせっかくの素晴らしい才能は、永く引き出され続けてこそ価値が高まっていきます。
全てを変化させ続けることを、ぜひ覚悟、決断してください。
(浜本 哲治)