小早川 隆景の名言 Takakage Kobayakawa
争いは欲より起こるもの。
欲をやめて義を守るならば、兄弟の不和は起きませぬ。
小早川 隆景 Takakage Kobayakawa
戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・大名 1533〜1597
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)
人間を含め、自然界のあらゆる存在には欲があります。
これがなければ自然界では生きていけません。
ただこの不可欠な欲を、どんな欲として持つかが非常に大きな意味を持つことになります。
自然界で生かされていく欲は、大欲であり誰かを幸せにするという欲です。
人間は我欲を満たすことに、まだまだ意識の大半が向けられているからこそ、争いや病が増える一方になってしまっています。
肉体を傷つけることだけでなく、不自然なストレスなどで心身をすり減らすような状況も、大きな争いの要因にもなっていますし、貴重な命を無用にすり減らすことにもなっているでしょう。
結果として薬などで表面的には取り繕われていますが、健康寿命を考えると人間の寿命は決して伸びているとは言えないでしょう。
また小さな棘が刺さっているだけで集中力は損なわれてしまうくらいですから、薬が必要な心身の状態で最高のパフォーマンス、チャレンジを引き出すことは非常に困難だと言えますから、能力の発揮にもどんな欲を持っているかは大きな影響を与えていることにもなります。
あなたの欲は何に向けられているでしょう?
どんな夢、志を持っているでしょう?
ひたすら誰かの幸せのために能力と愛を尽くしていくことで、生かされていくことを実感できているでしょうか?
人間界全体の状況は一人ひとりの心身の投影です。
一人ひとりの実践で世界は変わっていきます。
仮に今すぐに変わらなくても、争いの要因を抱えない術を身につけ実践していけば、また健康で長生きできる秘訣を体得して実践して伝えていけば、子ども、孫とどんどん多くの人に伝わり、争いも病も少なくなる未来を創っていけるでしょう。
そのためにもその場しのぎの表面的な薄っぺらいものではなく、自然界の本質を知り実践していくことです。
ぜひあなたから素敵な未来を創ってください。
(浜本 哲治)
小早川隆景像(三原市)Wikipediaより