遠藤 周作の名言 Shusaku Endo

遠藤 周作(Shusaku Endo)Wikipediaより

仕事とは誇りだ。
誇りを失って儲けるのは己の仕事への尊重を失うことだ。

遠藤 周作 Shusaku Endo

昭和の小説家 1923~1996
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


遠藤 周作さんのこんな名言もありました。

戦後の日本人はいつの間にか、働くことと利を得ることを一緒にして利を得るためにだけ働くようになった。
利がすべての目的に変わった。
利のためにほかのものを多少は犠牲にしていいという風潮が社会を支配した。

遠藤 周作の名言


自然界で本来目指すべき夢は、大切な存在の幸せを実現していくことです。

それなのに今の人間界では、儲けやお金、利を得ること自体を目指して活動している傾向が強くなっています。
お金をいくら稼ぐかというようなことは、本来手段であって目指すものではありません。

この手段を目指す目標や夢に据えてしまうと、自然界では途端に迷走してしまうことになります。

このことは旅などを感じてみると明らかになるでしょう。
旅の手段である乗り物などを目指すことになれば、早晩自分は何をやっているのだろうと訳がわからなくなってしまいますね。
これと同じ状態になっている姿がそこここで見られるのが今の人間界でしょう。

そしてその状態では、決して誇りを持つことはできません。
誇りを持てなくて、ただ儲かればいいという仕事が長続きすることはないでしょう。

どうぞ自然界で本来目指すべき夢や目標を目指しチャレンジしてください。
その本来の夢を目指してチャレンジしていれば、結果として必要なものは与えられることになります。

このことに気づけるかどうかは、心身に与える影響がとてつもなく大きなものにもなります。
どうか気づいて、今すぐにでも本来目指すべき夢に向かっていってください。

他にも遠藤 周作さんのこんな名言がありました。

病気はたしかに生活上の挫折であり失敗である。
しかしそれは必ずしも人生上の挫折とは言えないのだ。

遠藤 周作の名言

生活と人生とは違う。

遠藤 周作の名言

人間にとって一番辛いものは貧しさや病気ではなく、それら貧しさや病気が生む孤独と絶望のほうだ。

遠藤 周作の名言

どんな母親でもわが子が悪いとは決して考えない。
わが子を悪くしたのは別の人間のせいだと必死で思おうとする。

遠藤 周作の名言

野望を達成するためには男は手をよごさねばらならぬ、時にはおのれのどうにもならぬ優しさを殺さねばならぬ。

遠藤 周作の名言

私が茶道で一番心を惹かれたのは「沈黙の声」を聴くということだ。

遠藤 周作の名言

自分の一番愛しているもの、自分が一番うつくしいものを汚すことに悦びを感ずるものはいない。
悦びがあったとしてもそれは倒錯的な悦びである。

遠藤 周作の名言

人生はどんな外形をとっても本質は同じものなのである。

遠藤 周作の名言


これまでに紹介した遠藤 周作さんの名言です。

(浜本 哲治)

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