デーヴィッド・ハーバート・ローレンスの名言 David Herbert Richards Lawrence

デーヴィッド・ハーバート・ローレンス(David Herbert Richards Lawrence)Wikipediaより

自由とは、まず第一に私自身からの自由である。

デーヴィッド・ハーバート・ローレンス David Herbert Richards Lawrence

イギリスの詩人 小説家 思想家 1885~1930
Wikipedia(日本語)/ Wikipedia(英語)


人間を縛りつけている最も大きな力は、間違いなく自分自身の囚われでしょう。

結果や手段への必要以上の囚われやこだわりは、能力の進化を阻害しますし、出来事への囚われは、限りある時間のエネルギーを浪費してしまうことになります。

物理的にも時間的にも永遠がないので、自ずと限界はありますが、その手前で自分を縛ってしまっては本当にもったいないことなのですが、人間はどうも縛ることで安心する傾向にありますね。

身体的にも、身体を守るためにリミッター機能がある人間ですが、多くの場合そのずいぶん手前で自ら限界を設けてしまっているでしょう。

思考的にはさらに小さな枠に閉じ込めて、不自然な窮屈さにストレスを溜めているのが現代の特徴かもしれませんね。

一日の限られた時間の中でも、もっと思考や心の自由度を高めていけば、同じ時間エネルギーに乗せるチャレンジのエネルギーの質は高まっていきます。

この追求にも果てはありません。
どんな状況にあっても、思考や心の自由度はどこまでも高めていけます。

そして思考や心の自由度は、自由に動ける人間より、ひとつのところに根を張る植物たちの方が遥かに高いでしょう。

物理的な縛りと心の自由さは関係のないことや、思考や心の自由度を高めていけば美しく、しなやかに自然界では生きていけることを、植物たちはその生き様で見せてくれています。

自由度を阻害している囚われやこだわりは、人間界では、特に現代社会では自分自身で気づいていないものも多くなっています。
情報の多さも、そのひとつの要因でしょう。

これをひとつずつ気づいて、ひとつずつ手放していくことです。

能力の進化に一日の積み上げのチャレンジも大切ですが、自由度を阻害している要因は習慣になっているものが多いですから、ひとつの囚われを手放すチャレンジは積み上げのチャレンジと同等以上に大切なことです。

今日ひとつの囚われやこだわりに気づき、ひとつでも手放すことができたら、これは本当に大きなことです。

こだわりは、あなたの夢である誰かの笑顔のために、幸せのために、あなたの最高の愛を届け続けていくことだけで充分です。

気づこうとしていくと、意外に囚われやこだわりが多いことに気づいていくでしょう。

あなたの思考や心の自由度が高まるほどに、あなたの才能の輝きが増していくのをすぐにでも感じられるでしょう。

潜在能力を引き出すためにも自由度を高めることは、パイプを大きくすることになりますから大切なコツになりますよ。

(浜本 哲治)

ノッティンガムシャー州イーストウッドにあるD.H.ローレンス生誕地博物館 Wikipediaより
ノッティンガムシャー州イーストウッドにあるD.H.ローレンス生誕地博物館 Wikipediaより

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