稲垣 足穂の名言 Taruho Inagaki

稲垣 足穂(Taruho Inagaki)Wikipediaより

花を愛するのに植物学は不要である。

稲垣 足穂 Taruho Inagaki

小説家 童話作家 1900〜1977


現代人は、チャレンジすることを、どうしても知識や経験から入る傾向にありますが、これではなかなか独自の境地にたどり着くのに時間がかかってしまいます。

ひとつの分野を追求するにしても、そこにはあらゆるもっと細かい追求のポイントがあります。
それを得意や興味、好きに合わせて、どこまでも深く掘り下げてこそ、自分にしか到達できない領域に、いち早くたどり着くことが可能になります。

学ぶことは、その追求するピンポイントから、どんどん広げていくことが、もっとも効果的、効率的ですね。

深く掘り下げて追求していこうとすれば、いずれにしてもその分野の広範囲な知識や経験も、積むことになるものです。

これは、あらゆる追求に当てはまることでしょう。

植物たちを愛するのに、もっとも必要なことは、純粋に愛する、愛し抜く能力です。

知識がいくらあっても、愛する心がなければ、それが活かされることはないでしょう。

また、どこまでも果てしなく続く追求、学びにも繋がっていかないでしょう。

今の人間界は、一律に広く浅く学び、その中からいずれ何かが見つかって追求できればいい。という感覚があるのでしょうか。

その結果が、どれほど深く追求できる可能性を狭めているかわかりませんね。

そして、結局時間ばかりを浪費してしまって、いつまでも独自の境地に向かっていくことすらできない状況になっているのが現状でしょう。

年齢やタイミングなど関係なく、純粋に愛せるもの愛し抜けるものを、どこまでも深く追求していくことです。

それをまず見つけてから、追求を始めて学びに繋げていくことです。

自然界で、最も遠くまで、深くまでたどり着ける秘訣を、ぜひ身につけてすぐにチャレンジを始めてください。

いつからでも、遅すぎることも早すぎることもありません。

あなたの才能の最高を引き出してあげてください。

稲垣足穂さんの、こんな言葉もありました。

生死などは何でもない、つまらない事柄なのだ。
ただ、生きていく態度が重要なのだ。


悲しまなくては精神的発育は止まる。


いずれも、奥深い言葉ですね。

(浜本哲治)

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